観光庁は、「観光現場におけるICTサービス等利活用促進事業(実証事業)」の公募を開始しました。募集期間は9月13日(金)17:00までです。
本事業の目的は、地域の関係者と、地域の課題・ニーズに対応するインバウンドベンチャー* の連携強化にあります。特に地方部において、ICTサービス等の利活用を検討している地域の方は要チェックです。
* インバウンドベンチャー…観光庁に選定された、地方の観光現場におけるインバウンド対応の課題を解決する企業
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観光現場に先進的なサービスが求められている理由
観光庁は、地方部は人的資源が少なく、かつ周遊・観光エリアが広域に渡るため、訪日外国人観光客の地方郡への周遊促進・消費拡大を促進するには、ICTをはじめとする先進的サービスの導入が重要としています。
本事業の概要
本事業は地域とインバウンドベンチャーの連携を強化するため、観光現場におけるICT等を活用した先進的サービスの実証実験を行います。採択された地域では、実証事業の磨き上げから実装する過程まで、地域に伴走者を派遣し、伴走支援を実施します。
本事業に参画することで、採択地域は、インバウンドベンチャーとの連携によりICTサービスの基盤を強化することに繋がり、地域の観光課題を解決することが期待されます。また、インバウンドベンチャーにとっても、サービスの実装事例を積み上げることで成果の充実度を高め、他地域でのソリューション活用の可能性が高まります。
募集要項について
本事業の対象となる実証事業は以下7種類となっています。
- マナー啓発等を目的とした情報発信・多言語対応
- 予約・決済、通信環境の整備
- 混雑対応
- 二次交通の円滑な利用
- 周遊促進 災害等非常時対策
- 情報収集・分析、マーケティング関連
- その他受入環境の向上を目的としたサービス導入
また、募集期間は2024(令和6)年7月19日(金)〜9月13日(金)17時必着となっています。
ベンチャーピッチの合同イベントも開催
本事業の募集締切に先立ち、観光庁は地域とインバウンドベンチャーとの連携事例や課題・成功ポイントに関するセミナー、および観光現場の課題に対応するICTサービス等を提供する事業者(インバウンドベンチャー)によるベンチャーピッチの合同イベントを開催します。
地域とインバウンドベンチャーとのマッチング支援も行うとのことですので、本事業の申請を考えている方はご確認ください。
- 開催日時:
- 第1回 2024年8月21日(水)13:30~15:30
- 第2回 2024年8月22日(木)13:30~15:30
- 第3回 2024年8月23日(金)13:30~15:30
- 開催形態:オンライン(Zoomウェビナー)
- 対象者:行政・DMO・観光関連事業者・インバウンドベンチャー 等
- プログラム:
- 第1部 地域事例紹介、地域とインバウンドベンチャー連携のポイント紹介
- 第2部 インバウンドベンチャーによるピッチトーク
- 詳細はこちらからご確認ください
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<参照>
観光現場におけるICTサービス等利活用促進事業(実証事業)の公募を開始します!これに先立ち、セミナー・ベンチャーピッチ合同イベントを開催します!
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