ローソンが、対応可能な言語を表示した従業員バッジの実験運用を開始しました。
訪日外国人観光客の利便性向上と、外国人スタッフの就労環境の改善を目的としています。
関連記事:「訪日外国人が旅行中に困ったこと」コロナ後初の訪日外国人旅行者受入環境に関する調査
ローソン、多言語バッジでインバウンド対応強化
ローソンは、店舗従業員が話せる言語を表示したバッジの実験運用を開始しました。導入される多言語バッジは、英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・ネパール語の計7言語が対象となっています。
現在、月間の訪日外国人数が5か月連続で300万人を超えるなど、インバウンド対応の必要性が高まっています。特に店舗での多言語対応は重要な要素であり、観光庁の「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート(令和5年度)」によると、22.5%の外国人観光客が「施設等のスタッフとのコミュニケーション」を困ったこととして回答しています。
今回のローソンの取り組みは、店員が対応可能な言語をバッジで表示することで、外国人観光客と店員のコミュニケーションを円滑にし、利便性を向上させることが目的となっています。
またこのバッジには外国人スタッフ向けの「日本語勉強中」の表記もあり、外国人スタッフのストレスや誤解を減少させることで、就労環境を改善につなげられるとしています。「日本語以外の言語を話せる」長所を活かしつつ、「日本語でのコミュニケーション」で発生するトラブルの防止を狙いとしているようです。
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<参照>
LOWSON:店舗従業員が話すことができる言語を表示 多言語バッジの導入を開始
観光庁:令和5年度「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」調査結果
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