旅行レジャー予約サイト「Klook(クルック)」は、SNSを活用する継続的な取り組みの一環として、TikTok上で予約などの新機能を提供します。
同社はZ世代とミレニアル世代の旅行者をサポートするための数々の取り組みを行い、ソーシャルコマース領域の強化を続けています。
*Z世代…1990年代半ばから2010年代序盤生まれの年齢層の若者
*ミレニアル世代…2000年代で成人または社会人となる世代
関連記事:Klook(クルック)とは?香港発の旅先体験予約サイト・使い方と人気の理由・お得情報総まとめ
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
Klook(クルック)、ソーシャルコマースを加速
香港に本社を構える旅行レジャー予約サイト「Klook」は2014年の設立以降、世界中の観光施設チケットやツアー、ホテルなどを提供しています。2017年の日本法人設立後は、訪日外国人観光客向けの旅行レジャー商品によるインバウンド事業も手がけています。
同社は8月21日、TikTokと協業し、ソーシャルコマースを加速させると発表しました。
TikTokと協業、直接予約も可能に
次世代の旅行者にとってSNSは、発見から予約まで可能である強力な手段であり、Klookはこのシフトを捉えるため、ソーシャルコマースの取り組みを強化しています。
関連記事:ソーシャルコマースとは:強み、種類、代表的なプラットフォーム3選
今回の協業により、日本・東南アジアのユーザーが観光スポットをTikTokで発見した際、そのままアプリ内で直接予約ができるようになりました。
こうした連携によってシームレスな予約体験が実現し、ユーザーはTikTok上でインスピレーションを得てからすぐに行動に移せます。
TikTokはこれまで、オンラインホテル予約プラットフォーム「アゴダ」などとも連携しており、宿泊業におけるTikTok施策の重要性が増しています。
「Klookクリエイタープログラム」で次世代旅行者のニーズに応える
Klookは、インフルエンサープログラム「Klookクリエイタープログラム」を通じ、SNSを活用する継続的な取り組みを続けています。
同プログラムは世界最大のソーシャルトラベルコミュニティを目指し、2023年の開始から、世界16市場で2万人以上のクリエイターを擁するまでに成長しました。
同社では今後も、クリエイターとともに次世代の旅行者のニーズに応え、旅行の新たなトレンドを形作っていくことを目指しています。
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Klook(クルック):Klook、コンテンツクリエイターとの協業でソーシャルコマース加速
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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