訪日ラボ編集部の渡具知です。本シリーズでは、訪日ラボが今週投稿した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになるような数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事なども併せてご覧ください。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
192万人
成田空港の7月の国際線外国人旅客数は192万人で、過去最高を記録しました。円安や各国で夏季休暇シーズンに入ったことが影響しています。
単月記録を4月以来3か月ぶりに更新し、単月で190万人を超えるのは開港以来初のこととなりました。国際線と国内線を合わせた総旅客数は、346万人で8か月連続で300万人を上回り、コロナ前の9割ほどにまで回復しています。
こちらの記事では、成田空港の7月の運航状況について掲載しています。
→成田空港、7月の外国人旅客数192万人 過去最高・開港以来初を記録
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・「新しい成田空港構想」国交省へ提出、インバウンドへの影響は?
・【世界の空港ランキング2024】羽田が4位、成田が5位にランクイン。1位は?
50%
Trip.Gourmetが発表した、世界の人気上位レストランのうち50%がフランス・中国・日本の3か国から選出されていることがわかりました。
Trip.com GroupのフードトラベルガイドサービスであるTrip.Gourmetは、世界の人気上位レストランを発表。日本が高級レストランの分野で強い存在感を持っていることがうかがえるものとなりました。また、ランキングの41%をホテルダイニングが占めており、富裕層からの指示を集めていることが分かります。
こちらの記事では、Trip.Gourmetが「Trip.Gourmet Global Awards」を発表しています。
→世界の人気レストランを表彰、日本が強い存在感:Trip.Gourmetが発表
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・【食×旅】ガストロノミーツーリズムとは?魅力と効果、事例を紹介
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9月15日〜17日は中秋節
中秋節は旧暦8月15日にあたる、五穀豊穣を祈る伝統行事です。中国を起源としてアジア各国に広がりました。2024年の中秋節は、中国では9月15日(日)から17日(火)の3日間。台湾では、9月17日(火)、韓国の秋夕(チュソク)は9月16日(月)から18日(水)までの3日間と同じ行事でも国ごとに日程が異なります。
こちらの記事では、各国の中秋節の過ごし方について解説しています。
→ 中秋節とは?中国での過ごし方やインバウンドの動向と対策を解説
例年、旅行者が増えることで注目される中国の連休。次回は10月の「国慶節」です。
→ 2024年「中国国慶節」はいつ?10月の大型連休に向け、中国インバウンドの最新動向を解説!
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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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