株式会社ブログウォッチャーは10月3日、同社の人流データを活用し、日本観光振興協会が提供する「デジタル観光統計オープンデータ」が正式公開されたと発表しました。
これにより自治体は、国内居住者の観光来訪者数をタイムリーに把握し、すみやかに施策の実行や評価につなげやすくなります。
株式会社ブログウォッチャー、「デジタル観光統計オープンデータ」公開を発表
株式会社ブログウォッチャーは、リクルートと電通のジョイントベンチャーで、位置情報データの収集や分析、活用をワンストップで行っています。
今回、同社の保有する位置情報データを使用した「デジタル観光統計オープンデータ」が正式公開されました。
自治体が観光来訪者数データをタイムリーに把握可能に
「デジタル観光統計オープンデータ」とは、ブログウォッチャー保有の位置情報データを使用した、全国の都道府県、市区町村の観光来訪者数を月別に集計したものです。
観光来訪者数データを一元化することで、自治体は国内居住者の観光来訪者数をタイムリーに把握することができるため、すみやかに施策の実行や評価につなげやすくなり、持続可能な観光地づくりへの貢献が期待されます。
データの提供にあたっては、観光庁をオブザーバーに迎えたデジタル観光統計整備検討委員会で、観光客や観光地点等の定義を検討し、各都道府県による既存の観光統計との精度検証を行いながら進められてきたということです。
観光EBPMの推進や地域収益発展に貢献
2023年10月に提供開始されたお試し版「デジタル観光統計オープンデータ」への学識者や自治体による検証や確認を経て、観光統計データとしての実用性や信頼性が向上しています。
また観光庁の「観光入込客統計に関する共通基準調査要領(令和5年改訂版)」では、観光入込客数を把握する手段のひとつとして提示され、既存統計の代替やEBPMの推進、観光DX等での活用が期待されています。
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<参照>
ブログウォッチャー:ブログウォッチャーの人流データを活用した 日本観光振興協会の「デジタル観光統計オープンデータ」が正式公開
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