JAPAN BUS LINES協議会(以下、JBL協議会)は、東北6県内(青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島)を運行する高速バスにおいて、インバウンド向け乗り放題パス「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」を10月1日より販売しました。
エリア限定パスの販売によって、多様化する訪日外国人観光客のニーズに対応するとしています。
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高速バス乗り放題パスを販売 多様化するニーズに合わせ
JBL協議会が運営する「JBLサイト」では、全国150路線以上の高速バス・空港バスをワンストップで予約・決済・利用でき、これまで10万人以上の訪日外国人観光客が利用しています。同協議会は、インバウンドのリピーター数増加や高頻度化によって多様化するニーズを受けて、JBLサイトで初となるエリア限定の高速バス乗り放題パス「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」の販売を開始しました。
完全デジタル化で、データの利活用も可能に
これまで本パスは、バスターミナルなどでの購入や原券の引き換えが必要でしたが、サイト上で販売することにより、完全デジタル化が実現しました。観光客は予約・決済から利用までオンラインで行うことで、スムーズな移動が可能になります。またサイト販売を通じて利用者属性や利用状況などが取得可能になり、データの利活用によるサービスの向上やプロモーションにも役立つとしています。同協議会は、SNSプロモーションやポスター掲示、チラシ配布など、デジタル・リアル双方のマーケティングによって、地域観光を推進するといいます。
東北以外のエリアも展開予定
今回「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」が販売開始されたJBLサイトは、英語・韓国語・繁体字の3言語に対応しています。同協議会は今後もインバウンドの利便性向上を目指して、東北以外のエリアパスの展開など、サービスの拡充を図る予定だといいます。インバウンド対策にお困りですか?
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