訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
30か月連続プラス
日本百貨店協会は2024年9月の全国百貨店売上概況を発表。インバウンド売上は397億円で、30か月連続のプラスとなりました。
さらに前年同月比は21.6%で、9月として過去最高を記録しました。購買客数は前年同月比40.8%増の45万人で、こちらも9月として過去最高となっています。
商品別では、ラグジュアリーブランドのバッグや、時計、美術・宝飾品などが活況となっています。
こちらの記事では、10月後半のインバウンド最新ニュースをまとめています。
→百貨店インバウンド売上、30か月連続プラス ほか:インバウンド情報まとめ【2024年10月後編】
関連記事:
1,193万人泊
2024年9月の外国人延べ宿泊者数
観光庁が発表した、宿泊旅行統計調査では、9月の外国人宿泊者数は前月から131万人減の1,193万人泊(前年同月比18.3%増)となっています。
また8月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、上位5か国は前月と変わらず、中国に続いて台湾、韓国、米国、香港の順となりました。
例年の動きと同様、全体としては前月7月より減少する傾向となっていますが、一方でイタリア・スペイン・フランスといったヨーロッパ諸国では、前月から増加傾向が見られます。
こちらの記事では、2024年9月の外国人延べ宿泊者数や詳しい動向について解説しています。
→【速報】8月外国人宿泊数、イタリアなど欧州で増加【観光庁 宿泊旅行統計 2024年8月・9月】
関連記事:
- 【速報】国別宿泊数「中国」が引き続き1位、8月外国人宿泊数は1,281万人泊【観光庁 宿泊旅行統計 2024年7月・8月】
- 7月外国人宿泊数は1,494万人泊、6月国別宿泊数は中国が前月から約60万人泊増【観光庁 宿泊旅行統計 2024年6月・7月】
6つのトレンド
エクスペディア・グループは、2025年の旅行トレンド「Unpack’25」を発表し、今後注目される旅行スタイルとして、混雑していない「第二の旅先」や、地元ならではの買い物体験を求める「買い物旅行」など6つのトレンドを紹介しています。
混雑していない「第二の旅先」とは、人気観光地の近くにあり、日帰り旅行にも最適であると同時に、旅行の主目的ともなりうる場所を指します。調査によると世界の旅行者の約63%が、第二の旅行先に行ってみたいと回答しているといいます。日本からは福岡が挙げられています。
こちらの記事では、残りの4つのトレンドについても詳しく解説しています。
→エクスペディアが2025年の旅行トレンドを発表 「第二の旅先」や「買い物旅行」など
関連記事:
- エクスペディアが2024年の旅行トレンド6つを発表 「ロケ地巡り」「ノンアル旅」など
- 世界の観光5大トレンドと「イマーシブ体験」の重要性【世界的潮流を踏まえた魅力的な観光コンテンツ造成のための基礎調査事業 調査報告書 解説(1)】
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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