訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)12.7%
三越伊勢丹の全社売上に占める免税売上比率(2024年7-9月期)
三越伊勢丹ホールディングスが公開している決算情報によると、2024年7月から9月の期間における免税売上の合計は381億100万円で、全社売上のうち12.7%を占めています。
これはインバウンドの売上が高い小売大手5社*の中でも、最も高い比率です。
* 髙島屋、三越伊勢丹ホールディングス、J.フロント リテイリング(大丸・松坂屋など)、エイチ・ツー・オー リテイリング(阪急百貨店・阪神百貨店)、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドン・キホーテなど)の5社
右肩上がりで伸びる訪日客数は民間企業の業績にも影響を与えるようになっており、特に2024年に入ってから定期的に訪日インバウンド効果による好業績のニュースが目に入るようになってきています。
本記事では、四半期毎に上場企業が公開している決算情報を基に、大手小売企業のインバウンドに関する動向を解説しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→【注目の決算解説】小売大手5社の決算に見るインバウンド需要、各社の戦略は
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543億円
観光庁関連で計上された補正予算の額
令和6年度(2024年度)の補正予算が11月29日に閣議決定され、観光庁関係は543億円が計上されました。
その内訳は、「地方誘客促進によるインバウンド拡大(80億円)」、「観光地・観光産業の再生・高付加価値化(300億円)」、「オーバーツーリズム対策等の受入環境整備(158億円)」、「能登半島地震の観光再生支援(5億円)」の4つに分かれています。
本記事では、観光庁の補正予算に基づく事業内容について解説しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁の補正予算解説:543億円計上、観光業の再生・高付加価値化やインバウンド地方誘客など推進
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2位は「サムライ忍者体験ミュージアム」
訪日ラボが、全国約4,600箇所の観光スポットに寄せられた最新の口コミデータをもとに発表した『インバウンド人気観光地ランキング[全国編]』。
2位にランクインした「サムライ忍者体験ミュージアム」は、外国語口コミの比率が100%となっており、インバウンド人気の高さがうかがえます。
そんな「サムライ忍者体験ミュージアム」をおさえ、インバウンド人気1位となった観光地とは?ぜひ本記事でお確かめください。
詳しくはこちらをご覧ください。
→外国人に人気の観光スポット!2位は「サムライ忍者体験ミュージアム」、1位は?日本全国4,600箇所の観光地から選ばれたTOP30を発表【2024年12月最新】
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訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年10月前編】中国の大型連休「国慶節」8日に終了、2025年も日本人気が続く ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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