2025年は大阪・関西万博が開催されるほか、中国市場の回復などもあり、2024年以上の盛り上がりが予想されます。来年に向けて、訪日客向けのマーケティング戦略を強化していきたい事業者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、今こそ知っておきたい「インバウンド×デジタルマーケティング戦略」を徹底解説したレポートをお届けします!
本資料は、2024年12月4日に開催したセミナー「2025年最新版!インバウンド×デジタルマーケティング戦略」をレポート化したものです。
アーカイブ動画と一緒にご覧いただくことでさらに理解が深まりますので、もしご興味のある方はぜひこちらからご確認ください。
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レポートのダイジェスト
「2025年最新 インバウンド×デジタルマーケティング戦略」レポートのダイジェストをお届けします。
最新のインバウンドニュース
「インバウンド」に関わる2024年11月の最新トレンドニュースをまとめました。
膨大なデータやニュースの中から、今知っておくべき情報だけを厳選してお届けします。
川西:
ポジティブなニュースとして、中国政府による日本人の短期ビザ免除は、インバウンドにも影響を与えるでしょう。現在の訪日中国人数は2019年比約8割と完全な回復には至っていませんが、この要因の1つに航空券の価格高騰が挙げられます。飛行機は往復で運行するため、中国を訪れる日本人が増えれば航空券の価格が下がる可能性があり、今後の訪日中国人の増加にもつながると期待しています。
一方で心配なのは、韓国の情勢です。過去にも日韓関係の悪化により訪日者数が急減した時期があったように、政治の動向は観光業にも大きな影響を与えます。現在の尹政権は親日的ですが、政権交代した場合に韓国インバウンドの勢いに影響する可能性は大いにあると思います。※2024年12月4日時点の情報です。
永山:
近年、インバウンド集客を支援するようなサービスの機能強化や新規参入が相次いでいます。選択肢が豊富にあるなかで、自社の事業では何を使うのが最適なのか、あらためて検討する必要があります。
インバウンドが好調である今こそ、社会情勢の変化に備えて地固めをしておくべきです。その際は軸を一つに絞るのではなく、複数持っておくことで、不測の事態に耐えられるのではないかと思います。
今月のテーマ:2025年最新版!インバウンド×デジタルマーケティング戦略
インバウンドを呼び込むには、データをもとにした戦略や、Webサイト・SNSなどを活用した施策などが必要な場合が多く、これらを包括して「デジタルマーケティング」 と呼びます。
レポートでは、「インバウンドに特化したデジタルマーケティング」を基礎からお伝えします。
川西:
この中でいうと、たとえばCRMは顧客管理システムのことで、最近インバウンド向けのサービスも出始めています。SEMは検索エンジン上のマーケティング、直接流入は自社の会社やサービスを知っている方、または興味を持っている方が、直接Googleなどで検索することを指します。
そのほかSNSやメディア、口コミなども代表的な施策ですが、これらに自社Webサイトへの導線を貼り、見てもらえる形にすることが重要です。宿泊予約サイトなどサービス上で購入が可能な場合を除いて、基本的にはWebサイトにどれだけ質のいい顧客を集められるか、そして自分たちのサービスを知ってもらえるかが勝負だと思っています。また、自社WebサイトならKPI(目標)の測定がやりやすいのも大きなメリットです。
永山:
複雑に感じる方もいらっしゃると思いますが、私はむしろ多くの選択肢があるとポジティブに捉えています。プラットフォームによっては、特定の国では使われていなかったり、自分たちのビジネスと相性が悪かったりすることもあります。選択肢の中から、適切な手段を選び取ることが大切です。
レポートではさらに詳しい情報も!
レポートでは、さらに詳しい解説をお届けしています。
国内大手グルメサイトのインバウンド対応をまとめた図もご紹介!
詳しい情報は、レポートにてご確認ください。