旅館がAgoda(アゴダ)を有効活用するには?工夫するべきポイントを解説

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Agodaアゴダ)では世界中の宿泊施設を取り扱っており、旅館の情報を掲載することで、近年増加している外国人観光客にも効率よくアプローチできます。

最低価格保証や会員限定価格などお得に利用できる機能がある一方で、サイト設計がわかりにくいと感じるユーザーも一定数いるようです。旅館Agodaを活用する際には、ユーザーに誤解を与えないようにする工夫が大切です。

この記事では、Agodaの概要、旅館が掲載時に気を付けたいポイントを紹介します。


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Agoda(アゴダ)とは

Agoda旅館情報を掲載することで、インバウンド集客が期待できます。まずは、宿泊事業者目線でAgodaの特徴を3つ紹介します。

無料で掲載できる

Agodaに掲載するメリットとして、登録や掲載料が無料という点が挙げられます。

費用はユーザーからの予約が確定した場合にのみ手数料という形でかかります(手数料率は国や都市によって異なります)。成果が発生した時のみ料金が発生する仕組みのため、無駄なコストが発生しません。

アジア圏、特に東南アジアからの集客効果が高い

Agodaアジアに多くの拠点を持つ企業で、アジア圏における知名度が高いオンライン旅行サイトです。全世界で450万軒以上、日本国内でも5万軒以上の宿泊施設などが登録されているといわれています。

これに加えて登録ユーザー数が多いことも強みで、訪日外国人の多くがアジアからの観光客を占めている昨今において、Agodaの集客力は宿泊施設にとって魅力といえます。

口コミ集客が期待できる

Agodaの大きな特徴のひとつは口コミの充実度です。各宿泊施設口コミページには、以下の6つの評価項目があります。

  1. 施設の状態/清潔さ
  2. サービス
  3. 施設・設備
  4. お部屋の快適さ・クオリティ
  5. ロケーション
  6. コスパ

多角的な評価が見られるため、利用者は施設の詳細をより具体的に把握できます。

口コミ評価項目が充実していること、宿泊者のリアルな口コミ投稿が多く掲載されていることから、口コミに対するユーザーの信頼度も高く、口コミを多く集めることで集客につながると考えられます。

旅館がAgoda掲載時に気を付けたいポイント2つ

Agodaに施設情報を掲載すれば世界中のユーザーにアプローチできますが、必ず集客につながるわけではありません。ユーザーの興味をひきつけるには、いくつかのポイントがあります。

以下では、旅館Agodaを活用するうえでのポイントを紹介します。

トップページには旅館の写真を掲載

Agodaでは、施設情報のトップページに写真を掲載できます。トップページは、宿泊施設を検索したユーザーがはじめに閲覧するページのため、ユーザーの興味や関心をひける写真を掲載することが大切です。

トップページに旅館の外観や客室、温泉の写真を掲載することで、ユーザーに魅力をアピールできます。

旅館の雰囲気が訪問前のイメージと異なっていた場合、顧客満足度の低下やクレームにつながるおそれもあります。Agodaに掲載する写真は、旅館の雰囲気が適切に伝わるものを選ぶとよいでしょう。

施設情報を詳しく掲載

Agodaでは、施設情報のページに従業員が対応可能な言語やバリアフリー、インターネットに関する設備などを掲載できます。これらは特定のユーザー層のみが必要とするものですが、日本語が話せない訪日外国人や車いすの顧客にとっては必須要件です。

そのほかに温浴施設やクレンリネスに関する項目もあります。これらの項目は、多様なニーズに応えられることをアピールするうえで役立ちます。

また、アクセスや周辺情報を掲載すれば、訪問する観光地の近くで宿泊施設を探しているユーザーにも訴求できます。過去の顧客データをもとに、旅館を利用する顧客にとって魅力的なポイントを網羅することで効果的に集客につなげられるでしょう。

温泉旅館由縁新宿の施設情報ページ
▲温泉旅館の施設情報一例:Agoda

旅館情報を詳しく記載してユーザーに魅力を伝える

Agodaは、宿泊施設の検索や予約ができるプラットフォームです。世界中で利用されており、インバウンド客の獲得も期待できます。

登録料や掲載料は必要とせず、ユーザーからの予約が確定した場合にのみ手数料という形で費用が発生するシステムなので、導入のハードルも低いといえます。

インバウンド対策については、口コミアカデミーに掲載されている「インバウンド対策の教科書」も参考になります。口コミアカデミーは訪日ラボの運営会社(株式会社mov)が手掛けるサイトで、ネットで調べても出てこない店舗集客のノウハウが多数掲載されています。

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

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  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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