トリップアドバイザーは世界最大級の旅行口コミサイトで、ホテルや旅館、レストラン、観光スポット、サウナ施設など、あらゆる施設の情報が掲載されています。
世界49の国と地域、28言語でサービスを展開しているので、サウナの情報を掲載することでインバウンド集客が期待できます。
本記事では、トリップアドバイザーの概要、サウナ情報を掲載するメリット、そしてサウナ集客を成功させるための施策について詳しく解説します。
関連記事:トリップアドバイザーとは?施設の登録方法や掲載するメリットを解説
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
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ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
サウナの情報をトリップアドバイザーに掲載する「3つ」のメリット
まずは、サウナの情報をトリップアドバイザーに掲載するメリットを3つ紹介します。
1. 無料で世界中にアピールできる
トリップアドバイザーには無料で情報を掲載できるだけでなく、口コミへの返信なども費用を必要としません。はじめて口コミサイトを活用する施設も費用の心配をせずに運用を開始できます。
世界49の国と地域でサービスを展開しているので、国内の観光客だけでなくインバウンドの集客も期待できるでしょう。
2. 写真掲載で施設の魅力を適切に訴求可能
施設の個別ページには、ユーザーが予約をする前に知っておきたい情報を細かく掲載できます。
なかでも重要なのが写真です。写真を複数枚掲載することで、これからサウナ施設への訪問を検討しているユーザーに対し、視覚的にアピールできます。現地の事情に疎い訪日観光客でも、写真であれば適切に魅力を伝えられるでしょう。
3. 豊富な口コミで利用を後押し
トリップアドバイザーには10億件にもおよぶ口コミが投稿されており、ユーザーは豊富な口コミを確認しながら行きたいサウナを決められます。
訪日観光客にとって、実際に施設の利用経験のあるユーザーの口コミは貴重な情報源といえます。口コミを頼りに安心して予約できるでしょう。
トリップアドバイザーを活用しているサウナの事例2選
トリップアドバイザーに施設情報を掲載し、集客や宣伝の場として活用している事例を2つ紹介します。
1. 口コミへの返信で再来店を促進
サウナを主たるサービスとして提供しているある施設では、トリップアドバイザーのユーザーから寄せられた口コミにていねいに返信しています。
口コミはユーザーがサービスを選択するときに参考にするほど重要な要素で、口コミに返信することは誠実な姿勢を持った店舗というイメージを与えられます。また、ポジティブな口コミに対しては有益な情報を含めた親しみのある返信を、ネガティブな口コミに対しては誠実な姿勢で返信をしてサービスの改善をしましょう。
インバウンドを対象とした口コミ対策については、口コミアカデミーの「今からできるインバウンド×口コミ対策」の資料で詳しく紹介しています。
口コミアカデミーは訪日ラボ運営会社の株式会社movが運営するサイトです。ネットでは公開されていない確かな情報が盛り込まれていて、簡単な会員登録を済ませるだけでマーケティングに役立つ資料をすべて無料でダウンロード可能です。ぜひご活用ください。
2. 周辺スポットやアクセス情報で立地の良さをアピール
トリップアドバイザーには、住所をもとに近隣のお店やホテルを関連施設として表示する機能があります。この機能を活用し、集客を増やしているサウナ施設もあるようです。
周辺のおすすめレストランや観光スポットは、どの施設を利用しようか迷っているユーザーに対して決断させるきっかけにもなります。
反対に、もともとサウナを利用する予定がなかったユーザーであっても、周辺のスポットを検索している際に施設の情報を見てもらえると考えられます。新規顧客獲得のきっかけにもなるでしょう。
サウナ集客に効果的な「2つ」の施策
最後に、トリップアドバイザーのようなレビューサイトに加えて、さらにサウナ施設の集客力の向上が期待できる施策を2つ紹介します。
1. Google ビジネスプロフィールを活用
Googleビジネスプロフィールは無料で利用可能なビジネス用ツールです。店舗や施設はGoogleビジネスプロフィールにオーナー登録することで、Googleの検索結果やGoogleマップに表示される自社の情報を管理して更新できます。
Googleマップは世界中で20億人が使用しているといわれていて、日本を訪れる外国人もGoogleマップを使ってサウナ施設を探すなどしています。
Googleビジネスプロフィールの利用には費用がかからず、営業時間などの基本情報の更新、写真やキャンペーン情報の投稿など、簡単に管理が可能です。
Googleビジネスプロフィールについて、詳しくは「Googleビジネスプロフィールとは?インバウンド客を集客する方法やメリット、注意点など」の記事で紹介しています。
2. SNSを利用する
オンラインでの情報発信は、国内の集客のみならず、世界中の人に向けて情報を伝えられるチャンスです。サウナ施設の存在を知ってもらうためには、自社ホームページだけでなく、SNSの活用が効果的です。
FacebookやInstagramを通じてサウナ施設の魅力を知ってもらったり現地の雰囲気を感じてもらったりするなど、ターゲットや目的に合わせてSNSの使い分けも有効です。
関連記事:外国人はどんなSNSを使っている? ユーザー数ランキングと注意点について
トリップアドバイザーを活用してサウナの集客アップへ
トリップアドバイザーは49の国と地域でサービスを展開しており、サウナ情報を掲載することで国内外のユーザーに向けてアピールできます。
施設ページに情報を掲載するなど、基本的なツールは無料で利用できます。「インバウンド客を増やしたい」「費用をかけずに集客したい」というサウナ施設は、トリップアドバイザーに自施設を掲載するのも方法のひとつといえます。
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<参考>
トリップアドバイザー:貴施設をトリップアドバイザーに掲載する
トリップアドバイザー:無料ツールまたはプレミアム、どちらをお選びですか? トリップアドバイザーで効果的に宣伝する方法
トリップアドバイザー:トリップアドバイザーについて
トリップアドバイザー:私はオーナーまたは管理者ですが、掲載施設への口コミに返信するにはどうすればよいですか?
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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