ゲームセンターのGoogleビジネスプロフィールの活用【エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座 vol.4】

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※本記事は、2021年10月14日に掲載した記事を一部修正の上、再掲しています。

各業種におけるGoogleビジネスプロフィールの活用方法について、Googleビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパートの永山卓也氏とともに、ざっくばらんに語り合う連載企画「エキスパートに聞く!業種別GMB活用講座」。

第4回目となる今回は、「ゲームセンターにおけるGoogleビジネスプロフィール活用」をテーマにお話を伺います!

インバウンド対策にも役立つ具体的な事例や工夫を通じて、国内外の利用者に向けた魅力的な情報発信のヒントをお届けします。

【連載】エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座

参照:Ads & Commerce Blog / Google ビジネス プロフィール ヘルプ

<プロフィール>

永山卓也 - Googleビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパート/「訪日ラボ」アドバイザー&「口コミコム」テクニカルアドバイザー


ローカルビジネスのマーケティング支援に豊富な経験を持ち、企業、自治体、地域団体を問わず実績は多数。株式会社ユニットティ代表取締役。Googleビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパート。インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」アドバイザー&「口コミコム 」テクニカルアドバイザー。


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ゲームセンターのGoogleビジネスプロフィール活用について

編集部:
今回も業種別のGoogleビジネスプロフィール活用について、永山さんとざっくばらんにお話ししていきます。よろしくお願いします!

永山:
よろしくお願いします。

編集部:
今回は、あまりGoogleビジネスプロフィールを活用しているイメージがなく、かつ「どう活用すればいいのか」みたいな情報もあまりない業種ということで、「ゲームセンターGoogleビジネスプロフィール活用」について伺っていきたいと思います。

永山:
なかなかマニアックなところを攻めますね(笑)。

編集部:
そうですね。需要がありそうだけど、あまり解説されていない業種をどんどんやっていきたいなと思いまして。

永山:
まぁ確かにゲームセンターも、ネット上にGoogleビジネスプロフィール関連の情報があまりないかもしれませんね。では、お話ししていきましょうか。

ゲームセンターを検索するのは「ゲームセンターを探している人」だけではない

永山:
まず、ゲームセンターを検索する人は「ゲームセンター自体を探している人」だけではないんですよ。

編集部:
ゲームセンターを探している人だけではない?

ゲームセンターの中にあるゲームや商品を探している、っていうことですか?

永山:
そういうことです。ゲームセンターでいうとプリクラ、クレーンゲーム、メダルゲームなど、多種多様なゲームがありますよね。

そういったゲームセンター内のゲームや商品を探して検索する人もいるので、キーワードを関連付けておくと良いです。

編集部:
確かに、メダルゲームなんかは特に店舗の規模によって置いている・置いていないが分かれるので、「メダルゲーム」と検索して出てきたら「行こう」ってなりそうですね。

永山:
そうですね。

他に対策できるキーワードとしては、「レトロゲーム」と呼ばれる昔のゲームが好きな人も大勢いるので、これを伝えるのも効果的です。

編集部:
なるほど。レトロゲームを探している人は、最新機種を置いているゲームセンターを探している人とは明確にニーズが異なりますね。

レトロゲームを置いているのであれば、ちゃんと発信したほうが良さそうです。

永山:
はい。さらに、そういったキーワードで検索した人が知りたい情報も、Googleビジネスプロフィールの投稿や公式サイトなどで発信しましょう。

たとえばこれらのゲームの規模、つまり筐体の数がどれくらいあるのか、新しい機種が導入されているのかを知らせておくといいですね。

編集部:
検索した人がGoogleマップの情報を見たときに、施設内がどれだけ充実しているのかを伝えられれば、来てもらうきっかけになりそうですね。

ゲームセンターの検索者はどんなニーズを持っているのか考える。それに当てはまるならアピールしていこう

永山:
また、ゲームセンターのような店舗は、導入している内容によっては「アミューズメント(娯楽)施設」という言い方もしますよね。

ゲームだけではなくて、さまざまな娯楽を求める検索者のニーズに合った施設があるかどうか、たとえばイートインや休憩スペース、さらには子ども向けやシニア向けコンテンツ・遊び場などがあるかどうかについてもきちんと言及することは非常に重要です。

編集部:
なるほど。とくに親子連れだと、ゲームをするという需要だけではなく、おでかけの途中で休憩に使うほか、いろいろなコンテンツを通して「子どもに楽しんでもらいたい」という需要がありそうですね。

永山:
はい。

このように、ゲームセンター内の特定のゲームや施設を探している人がどんな人で、どんなニーズを持っているのかを考えて、そこに自社のゲームセンターが当てはまるのであれば、しっかりとアピールしていくといいと思います。

検索者のイメージと、ゲームセンターの雰囲気が合っているか?

永山:
あとは同じゲームセンターと言っても、施設によって雰囲気が違ったりしますよね。

編集部:
確かに、最新機種がそろっているゲームセンターもあれば、先ほども出てきたレトロな感じのゲームが置いてあるところもありそうですね。

永山:
そうなんです。施設によって「色」が違うので、検索者が情報を見てイメージするゲームセンターと、実際のゲームセンターの雰囲気が合っていないと、来店した時に満足してもらえないわけですね。

そこで、雰囲気をアピールする際、写真の投稿も重要になります。

編集部:
写真なら、わかりやすく施設の雰囲気を伝えられそうですね。

永山:
はい。「ゲームセンター」と検索した時、極端に言えば大手がチェーンで展開しているゲームセンターと、個人店の超レトロなゲームセンターGoogleマップ上に同列に並んでしまうわけです。

なので、それらを差別化させるための情報を追加していきましょう。


編集部:
今回もありがとうございました!

永山:
第4回目となるゲームセンター編はいかがでしたか?

編集部:
「検索者が情報を見てイメージする施設と、実際の施設の雰囲気を合わせたほうがいい」というのが興味深かったです。飲食店とかでも参考になる話なのかなと思いました。

永山:
はい、マニアックな話をしているように見えて、他の業種でも参考になる話にはなっていると思います。

編集部:
そうですよね。さまざまな業種の方に、本連載を続けて読んでいただけたら嬉しいです!

それでは、次回以降もよろしくお願いします!

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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