訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは、今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
最新トレンドの把握や、マーケティング活動にぜひともご活用ください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
今週の注目記事5選
今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
1. 訪日客数3,600万人・訪日消費8兆円突破 観光庁長官「長年の成果」
観光庁の秡川 直也(はらいかわ なおや)長官は1月15日、定例会見を実施しました。会見では同日発表された、日本政府観光局(JNTO)による訪日外客統計および観光庁によるインバウンド消費動向調査の結果について報告しました。
訪日外客統計によると、2024年年間推計値は過去最高となる3,687万人を記録。またインバウンド消費動向調査においても、旅行消費額は年間速報値で8兆1,395億円となり、これまで過去最高であった2023年の5兆3,065億円から53.4%増となりました。
本記事では、秡川長官が言及した2024年動向や今後の取り組みなど、定例会見の内容をまとめています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→訪日客数3,600万人・訪日消費8兆円突破 観光庁長官「長年の成果」
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2. インバウンドの飲食関連消費額拡大へ 政府が新目標の設置を検討
政府は1月10日、農林水産物・食品の輸出拡大に向けた閣僚会議を開催し、輸出拡大などによる「海外から稼ぐ力」の強化について議論を実施しました。
会議では、日本食・日本文化を浸透させ、日本産食品などの消費促進によって稼ぐ力を強化することが重要だとして、新たな目標の検討を開始することなどがまとめられました。
本記事では、飲食関連消費拡大に向けた取り組みの内容や、インバウンドにおける飲食費の推移について紹介しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→インバウンドの飲食関連消費額拡大へ 政府が新目標の設置を検討
関連記事:1日で最も飲食費にお金を使うのは「シンガポール人」国別インバウンド消費単価ランキング【飲食編】
3. 2024年国慶節から見える、中国人旅行者の旅行動向を解説【2024年「国慶節」から読み解く・前編】
いよいよ中国の春節(旧正月)が1月28日から始まります。中国は訪日旅行消費額が1位であり、インバウンド事業を展開する企業にとって見逃せない市場の一つです。
一方で、FIT(個人旅行)化、SNSの発達などにより中国人旅行者のニーズは多様化しており、旅行トレンドも目まぐるしく変わることから、最新情報を把握することが非常に難しくなってきています。
本記事では、2024年の「国慶節」に関する中国当局や中国企業のレポートをもとに、中国人旅行者の動向を深掘りしています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→2024年国慶節から見える、中国人旅行者の旅行動向を解説【2024年「国慶節」から読み解く・前編】
関連記事:
- 最新の中国人旅行者の特徴を解説!消費の特徴に注目【2024年「国慶節」から読み解く・中編】
- 中国の最新旅行トレンドを解説!訪日旅行における今後の課題や対策とは?【2024年「国慶節」から読み解く・後編】
4. シンガポール高付加価値市場をデータ+現場からの視点で読み解く【現地専門家が語るシンガポール:高付加価値インバウンドの新潮流・前編】
近年、人数ではなく消費単価のアップ=富裕層の誘致に取り組まなければならないという機運が、これまで以上に盛り上がっています。
しかしこれまでの高付加価値旅行といえば、ほぼイコール欧米市場。距離の遠さや訪日頻度の低さなどから、なかなかマーケティング施策を打ちにくい、と感じている方も少なくないかと思われます。
そこで今回は、東南アジア市場からの訪日送客に10年以上取り組んでいるアジアクリックのシンガポール本社から、
- 高付加価値旅行に取り組むなら、今シンガポールが最もお勧め
- シンガポールの高付加価値旅行とは?
- 具体的に取り組むにはどのようなことをすればよいのか?
などのお話をお伝えします。
*本記事は、株式会社アジアクリック 小桑氏による寄稿記事です。
詳しくはこちらをご覧ください。
→シンガポール高付加価値市場をデータ+現場からの視点で読み解く【現地専門家が語るシンガポール:高付加価値インバウンドの新潮流・前編】
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5.【2025年最新】公園で外国人に人気の観光スポット:大阪城公園が3位、1位は?
訪日ラボが最新の口コミデータを元に独自調査・発表している『インバウンド人気観光地ランキング』。全国の観光地に寄せられた口コミをもとに、訪日客の注目スポットや人気の理由を分析しています。
本記事ではその中から、[公園 編]を発表しています。
昨年TOP10圏外だった大阪城公園が3位にランクインするなど、前回と比べ大きく順位が変動しました。1位に選ばれたのは、どこの公園でしょうか?
詳しくはこちらをご覧ください。
→【2025年最新】公園で外国人に人気の観光スポット:大阪城公園が3位、1位は?
関連記事:【2025年最新】遊園地・テーマパークで外国人に人気の観光スポット:東京ディズニーランドが3位、1位は?
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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