日本フードサービス協会は1月27日、2024年12月度の外食産業市場動向調査の集計結果を発表しました。
12月は帰省などの国内移動や、単月で過去最高を記録した訪日客の需要により、外食需要は好調となりました。
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日本フードサービス協会、12月度の外食産業市場動向調査発表
日本フードサービス協会は1月27日、2024年12月度の外食産業市場動向調査の集計結果を発表しました。
この調査は毎月、協会会員社を対象として、新規店も含めた全店に関する調査を全国規模で実施し、業態別に集計しています。
帰省などの国内移動やインバウンド需要で堅調
12月は雨天が少なく天候に恵まれたうえ、年末年始は例年より長い連休となりました。
年末帰省などの国内移動や単月で過去最高を記録した訪日外客数により外食需要は好調となり、外食全体の売上は前年比106.6%でした。
業態別:ディナーレストランでインバウンド需要好調
業態別にみると、ディナーレストラン業態は、インバウンド需要が引き続き好調で、インフルエンザ流行や人手不足はマイナス要因となったものの、売上は前年比104.6%となりました。
ほか、ファストフード業態の全体売上は前年比106.5%で、特に季節限定のサイドメニューなどが売上に貢献した「麺類」が同115.9%、高単価の海鮮メニューが好調で客単価を押し上げた「和風」が同114.8%と好調でした。また、全体売上が前年比107.8%だったファミリーレストラン業態でも、「和風」は期間限定の食べ放題メニューなどが集客増に貢献し、同111.6%となりました。
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<参照>
一般社団法人日本フードサービス協会:外食産業市場動向調査 2024年12月度結果報告
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