Airbnb Chinaは9月10日、「2025年国慶節 海外旅行トレンドレポート」を発表しました。
中国の大型連休である「国慶節」は、旅行需要が高まる時期として注目されています。毎年10月1日が国慶節として定められており、今年はさらにもう1つの祝日「中秋節」が重なったことで、10月1日から8日までの8連休となっています。
レポートによると、旅行先として日本は引き続き人気となっており、福岡や福岡や伊豆半島、沖縄などにも注目が集まっていることがわかりました。
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国慶節の人気旅行先トップに日本 福岡・伊豆半島・沖縄が人気に
国慶節において最も検索された旅行先として、日本はトップになり、検索数は前年比で倍増しました。
日本以外では以下の国が挙げられており、ランクインしていないもののギリシャの人気も急速に高まっています。
- イタリア
- フランス
- スペイン
- ニュージーランド
- 韓国
- インドネシア
- オーストラリア
- アメリカ
- イギリス
日本における人気の都市として、東京、大阪、京都以外にも、福岡や伊豆半島、沖縄が挙げられました。
福岡は、食文化が支持されて人気が3倍以上に伸び、伊豆半島は東京からのアクセスの良さや、多様な自然ととレジャー体験が評価されて人気が2倍以上に高まりました。
沖縄は、リラックスするための「スロートラベル」の旅行先としても人気を集めています。地理的距離の近さや、直行便の運航も追い風となり、人気が3倍以上になりました。
Z世代は「映画のような雰囲気」を求める傾向も
中国のZ世代の間では、SNSの影響により、美しい写真を撮影できる「映画のような雰囲気」の旅行先が人気となっています。
特にヨーロッパの人気が高く、イタリアのアマルフィ海岸やチェコのプラハなどへの関心が高まっているようです。
また、自然景観も引き続き人気となっており、イタリアのコモ湖やニュージーランドのニュージーランドのクイーンズタウンなどにも注目が集まっています。
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<参照>
Airbnb:Airbnb爱彼迎发布《国庆黄金周出境游趋势报告》
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