Booking.com(ブッキングドットコム)は9月25日、アジア太平洋(以下、APAC)地域における上半期の旅行動向を発表しました。
発表によると、複数のAPAC地域の国において、日本が人気の旅行先となっていることがわかりました。また、中国と韓国における秋の大型連休における日本の人気旅行先についても発表されました。
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Booking.com、アジア太平洋地域における上半期の旅行動向を発表
Booking.comが発表した2025年上半期におけるAPAC地域の旅行動向は、2025年1月1日から6月30日の期間、ベトナム、台湾、中国、香港、シンガポール、インド、日本、韓国、オーストラリア、マレーシアの旅行者がBooking.com上で行った検索データに基づくものです。
また、中国・韓国における10月の大型連休の日本の人気旅行先については、2025年9月8日から9月15日に、中国および韓国の旅行者が同サイト内で宿泊検索した回数をもとにしています。
中国・香港・台湾・韓国で日本が2位に
2025年上半期における太平洋地域各国の人気旅行先として、日本が多くの国のランキングで上位に入っていることがわかりました。
中国では、2位に大阪、5位に京都が選ばれました。香港では、2位に東京、3位に大阪、7位と9位にそれぞれ福岡と京都がランクインしました。

また台湾では、2位に東京、6位に大阪がランクイン。韓国では、2位から4位に東京、福岡、大阪が入っています。
日本のランキングにおいても、5位のソウルを除いて日本国内の都市がランクインしており、国内旅行の増加傾向が見られました。

中国・韓国における秋の大型連休、日本の人気旅行先1位は「大阪」
中国では「国慶節」が10月1日、韓国では「秋夕(チュソク)」が10月3日より始まりました。
国慶節と秋夕における日本の人気旅行先について、前年同時期と比較して目立っているのが、東京を抜いて1位となった大阪です。また、昨年はトップ10圏外だった神戸も7位にランクインしており、関西方面の人気が高まっています。
そのほかにも、10位の別府、トップ10には入らなかったものの人気エリアとなった箱根、由布など、温泉地にも人気が集まっています。
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<参照>
Booking.com Japan K.K.:ブッキング・ドットコム、アジア太平洋(APAC)地域における上半期の旅行動向を発表
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