2025年の訪日イタリア人数は30.9万人で過去最高、消費額は初の1,000億円超え:イタリア市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2025年年間】

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日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年年間の訪日イタリア人数は30万9,400人でした。

また、観光庁インバウンド消費動向調査によると、訪日イタリア人旅行消費額は1,101億円で、訪日客数、消費額ともに過去最高を更新しました。

本記事では、イタリア市場のインバウンド動向について解説します。

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訪日イタリア人客数最新データ:年間30.9万人

日本政府観光局JNTO)が発表した訪日外客統計によると、2025年の訪日イタリア人数は30万9,400人でした。前年比では34.6%増となり、過去最高を記録しました。

▲訪日イタリア人客数の推移(2015〜2025):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲訪日イタリア人客数の推移(2015〜2025):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

継続する訪日旅行人気によってすべての月で前年を上回りました。特に4月は、イースター休暇などによって単月として過去最高の訪日数を記録したほか、1年のなかで最も高い伸び率(前年同期比83.4%増)を見せました。

イタリアと日本を結ぶ直行便は、他の欧州都市と比べると少なくなっています。一方で、訪日客の約70%が利用している経由便は多様化が進んでおり、航空座席数の増加によって堅調な訪日需要を支えています。

関連記事:ANA、羽田~ミラノ線就航 2025年にはストックホルム線・イスタンブール線も

▲訪日イタリア人客数 2024年と2025年の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲訪日イタリア人客数 2024年と2025年の比較:日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

イタリアは、国内旅行や近隣の欧州諸国への旅行が盛んですが、近年は長距離の海外旅行先として日本の存在感が高まっているようです。

現在、イタリア市場は欧州において、イギリスフランスドイツに次いで4番目の市場規模となっています。

訪日旅行の傾向としては、東京・大阪・京都といった一般的なゴールデンルートに加えて、金沢や高山、広島への訪問がスタンダードのようです。

関連記事:【欧米豪編】JNTOが語るインバウンド市場の動向とは?2025年「インバウンド旅行振興フォーラム」

▲エリア別訪日客数の比較(欧米豪):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成
▲エリア別訪日客数の比較(欧米豪):日本政府観光局(JNTO)より訪日ラボ作成

訪日イタリア人消費額最新データ:年間1,101億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査によると、2025年年間の訪日イタリア人旅行消費額は1,101億円(前年比34.0%増)でした。統計史上初めて1,000億円を突破し、過去最高を記録しました。

▲訪日イタリア人消費額の推移(2015〜2025):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日イタリア人消費額の推移(2015〜2025):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

四半期別で見ると、各期において前年同期を上回って推移しました。

なかでも、単月過去最高の訪日数となった4月を含む4〜6月期の伸びが突出しており、前年同期比66.6%増を記録しました。また、10〜12月期も同45.1%と大きな伸びを見せました。

▲訪日イタリア人消費額の年間推移(2024年比):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日イタリア人消費額の年間推移(2024年比):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たりの消費額は35万8,333円

訪日イタリア人客の消費額について、さらに詳しく見ていきましょう。

2025年年間の訪日イタリア人の1人当たり消費額は、35万8,333円でした。全市場の1人当たり平均消費額(22万8,809円)と比較すると、12万円以上高くなっています。

1人当たり消費額で最も大きな割合を占めたのは、宿泊費(15万3,087円)でした。5つの費目のうち宿泊費、買物代、娯楽等サービス費が前年から増加しました。

また、交通費(5万4,753円)は全市場で最高となりました。飲食費(8万4,517円)はオーストラリアに次いで2番目に高くなっており、訪日時の食体験を重視する姿勢がうかがえます。

▲費目別 1人当たり訪日イタリア人消費額:インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲費目別 1人当たり訪日イタリア人消費額:インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

訪日イタリア人の消費単価は、他の欧州主要市場と比べると相対的に低くなっています。しかし平均泊数で見ると、イタリアは13.7泊と比較的短く、ドイツ(18.0泊)やフランス(18.4泊)と比べると1日当たりの消費単価は高い水準となっています。

▲エリア別消費単価の比較(欧米豪):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲エリア別消費単価の比較(欧米豪):観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

訪日未経験者が多いイタリア市場は、旅行会社を利用した手配が多いことから、BtoB向けの取り組みが重要となっています。

また食や歴史・伝統文化、アートを好む特徴があるため、こうした傾向を踏まえた適切な情報発信を行うことが求められます。

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以上、イタリアの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、イタリアインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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<参照>

日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計

観光庁:インバウンド消費動向調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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