兼六園とは、石川県金沢市にある回遊式の庭園です。水戸偕楽園、岡山後楽園とともに日本三名園に数えられます。季節によって異なる景色が魅力で、年間を通して多くの訪日外国人が訪れています。

兼六園とは?石川県金沢市に位置するかつての大名庭園:四季折々の風景が魅力

インバウンド人気観光スポットランキング5位「兼六園」の人気の理由・インバウンド対策とは

兼六園は、石川県金沢市にある江戸時代の大名庭園です。水戸偕楽園、岡山後楽園と並び日本三名園の1つとされています。築庭が始まったのは江戸時代中期の1676年で、以降加賀藩主の庭として代々受け継がれてきました。日本の庭園は長く屋内から眺めることを想定して造られていましたが、兼六園は庭園内を歩き回って楽しむ「回遊式庭園」の形式がとられました。四季折々の風景が魅力の1つで、訪日外国人には特に紅葉が人気です。兼六園へは、JR北陸本線の金沢駅下車後、バスでアクセスできます。入園料は、大人320円、子ども100円です。

TripAdvisorで5位&平均評価は4.5/5を獲得:訪日外国人は兼六園にどんな感想を持っているのだろうか

TripAdvisorの「外国人に人気の観光スポットランキング 2017」によると兼六園は、日本で最も訪日外国人に人気の観光地となっています。TripAdvisor上では5点満点中4.5点の高評価を受けています。兼六園を訪れた訪日外国人はどのような感想を持っているのでしょうか。TripAdvisorの口コミからいくつかピックアップしてみます。

  • Visited to see the Autumn colours, they were truly beautiful and the gardens were stunning. Easy to get around.
  • 口コミ日本語訳
    • 紅葉を見に行ったんだけどすごく美しかったです。兼六園はびっくりするほど素晴らしくて観光もしやすい場所だね。(イギリス)
  • Superb and varied gardens. The autumn leaves were just changing. A must see in Kanazawa. I would allow 1-2 hours to see everything.
  • 口コミ日本語訳
    • 美しくて貴重な場所だね。紅葉で葉っぱの色が変わっていたよ。金沢に来たのなら訪れるべき場所だね。1,2時間はいても良いかも。(イギリス)
  • Beautiful, peaceful gardens, very clean bathrooms. Our favorite was the amazing fountain that operates with no electricity.
  • 口コミ日本語訳
    • すごく美しくて平和な場所でした。トイレもすごくきれい。お気に入りは電気なしで動いている噴水です。(アメリカ ハワイ)

訪日外国人は兼六園でどのような写真を撮っているのだろうか

2020年10月29日時点でInstagram上で「#kenrokuen」とタグが付けれた写真は5.4万件投稿されています。では、具体的に訪日外国人は兼六園でどのような写真を撮っているのでしょうか。Instagramの投稿で特徴的なものをいくつかご紹介します。

庭園の景色をバックに記念撮影する訪日外国人が多数

庭園の景色をバックに記念撮影する訪日外国人が多数

兼六園の美しい風景をバックに記念撮影し、Instagramに投稿する訪日外国人が多いようです。

紅葉の中で写真を撮る訪日外国人も

紅葉の中で写真を撮る訪日外国人も

兼六園の紅葉は訪日外国人に人気があり、シーズンに来園して写真を撮る訪日外国人も多数います。

兼六園ではどのようなインバウンド対策をしているのだろうか/何故インバウンドに人気なのだろうか

TripAdvisor、またInstagramの投稿から兼六園は訪日外国人にとって人気の観光スポットとなっていることが把握できます。兼六園は訪日外国人を誘致・集客するためにどのようなインバウンド対策を行っているのでしょうか。以下で解説していきます。

英語と中国語(繁体字)で園内スポットの動画を掲載

兼六園は、園内の名所の紹介動画を多言語で作成し、公式ウェブサイトに掲載しています。日本語のほか英語や中国語(繁体字)のバージョンがあり、1分以内の短い動画の中で各名所の魅力を紹介しています。動画などの映像コンテンツは、観光地の魅力を効果的に伝えられる手法として近年注目されています。

8か国語のパンフレットを配布

兼六園では、 日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)・フランス語・イタリア語・タイ語・スペイン語の8か国語9種類のパンフレットを用意 しています。言語数を増やすことで、より多くの訪日外国人に母国語で観光地の魅力を伝えられます。しかしここまで言語数を増やすには手間と費用がかかるため、まずはどの国から多く外国人が訪れているのかを把握し、それに合わせて次に対応する言語を決めると良いでしょう。