東大寺とは、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺院です。「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏の見学や鹿へのエサやりなどが人気で、毎年多くの訪日外国人が訪れています。

東大寺とは?華厳宗大本山の寺院:「奈良の大仏」見学や鹿へのエサやりが人気

インバウンド人気観光スポットランキング4位「東大寺」の人気の理由・インバウンド対策とは

東大寺とは、奈良県にある華厳宗大本山の寺院です。その大仏殿には、「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏が安置されています。東大寺の歴史は1,200年以上もさかのぼり、聖武天皇が741年に出した国分・国分尼寺建立の詔に端を発します。建立後もいくどかの焼失・再建を経て、1998年には「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されました。敷地内では国の天然記念物に指定されている鹿と触れ合うこともでき、訪日外国人からの人気を集める理由となっています。入場料は大人600円、子供300円で、近鉄奈良駅から徒歩20分です。

TripAdvisorで4位&平均評価は4.5/5を獲得:訪日外国人は東大寺にどんな感想を持っているのだろうか

TripAdvisorの「外国人に人気の観光スポットランキング 2020」によると東大寺は、日本で4番目に訪日外国人に人気の観光地となっています。TripAdvisor上では5点満点中4.5点の高評価を受けています。東大寺を訪れた訪日外国人はどのような感想を持っているのでしょうか。TripAdvisorの口コミからいくつかピックアップしてみます。

  • A truly impressive beautiful temple that also houses one of Japan's largest bronze statues of the Buddha, 15 m high. Highly reccomends a visit.
  • 口コミ日本語訳
    • 高さ15メートルの日本最大の仏像の1つを収容する本当に印象に残る美しい寺院。訪問を強くお勧めします。(ノルウェー)
  • The Todai-ji-Tempel is symbolic for Japan's status as a high-cultured-nation with a rich history of architecture and spiritualism. The sheer size of this mammoth building inspires respect and awe in the visitor and a glimpse inside the building leaves no doubt on the age and craftsmanship of the work.
  • 口コミ日本語訳
    • 東大寺は、建築と精神主義の豊かな歴史を持つ高文化国家としての日本の地位を象徴しています。この巨大な建物の大きさは、訪問者に敬意と畏敬の念を起こさせ、建物の中を垣間見ると、作品の年代と職人技に疑いの余地はありません。(ドイツ ケルン)
  • This was so nice. Huge temple combined with the park outside, swarming with deers. Unreal feeling. And I almost skipped Nara, don't even think about skipping!
  • 口コミ日本語訳
    • すごかったよ。大きなお寺に公園が併設されていてそのそばには鹿の群れがいるんだ。僕は奈良の観光を飛ばしかけたんだけど、ぜひそうしないようにね。(フィンランド)

訪日外国人は東大寺でどのような写真を撮っているのだろうか

2020年10月20日時点でInstagram上で「#todaiji」とタグが付けられた写真は8.9万件投稿されています。では、具体的に訪日外国人は東大寺でどのような写真を撮っているのでしょうか。Instagramの投稿で特徴的なものをいくつかご紹介します。

大仏殿をバックに記念撮影する訪日外国人が多数

大仏殿をバックに記念撮影する訪日外国人が多数

インパクトのある大仏殿の前で記念撮影をする訪日外国人が多いようです。

鹿と記念撮影してInstagramに投稿する訪日外国人も

鹿と記念撮影してInstagramに投稿する訪日外国人も

東大寺の敷地内にいる鹿と記念撮影してInstagramに投稿している訪日外国人も多数見受けられます。

東大寺ではどのようなインバウンド対策をしているのだろうか/何故インバウンドに人気なのだろうか

TripAdvisor、またInstagramの投稿から東大寺は訪日外国人にとって人気の観光スポットとなっていることが把握できます。東大寺は訪日外国人を誘致・集客するためにどのようなインバウンド対策を行っているのでしょうか。以下で解説していきます。

公式ウェブサイトは日本語と英語の2か国語に対応

東大寺の公式ウェブサイトは、日本語と英語の2か国語に対応 しています。主に東大寺の歴史やアクセス情報、敷地内のマップなどを多言語で記載しています。公式ウェブサイトは特に旅マエ・旅ナカで訪日外国人の重要な情報源となるため、インバウンド集客においては、公式ウェブサイトの多言語化はもはや必須といえるでしょう。

ビーコンを用いたインバウンド向け観光ガイドの実験実施

2016年11月から2017年3月にかけて、東大寺ではビーコンを用いた観光ガイドシステムの実用化に向けた実証実験が行われました。対象は訪日外国人を想定しており、システムは英語・中国語・韓国語の3か国語に対応しています。アプリをダウンロードしたスマートフォンがビーコンから発信される電波を受信することで、近くのスポットの情報が自動的に再生される仕組みです。観光地での多言語対応は全国的に大きな課題となっていますが、今後こうした新しい方法により改善が進められていくことが期待されます。