中東とは、西アジアと北アフリカにあたる国々を指す地域区分です。
インバウンドの文脈でいうと、GCC(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート)、トルコ、イスラエルの8か国を、JNTO(日本政府観光局)が「中東地域市場」としてプロモーション重点市場に位置付けています。
富裕層が多いエリアとして知られており、一人当たりの消費額が大きいことから、中東地域からの訪日客を増やすことにより大幅な消費増が期待できます。
しかし多くは訪日旅行未経験者であり、日本の認知度が極めて低い市場であるため、新規層を獲得するための情報発信強化が求められます。