国立公園とは、自然公園法に基づき環境大臣が認定し管理は環境省によって行われる自然公園を指します。
国立公園は自然公園法の第2条2項より以下のように定義されています。
国立公園 我が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地(海域の景観地を含む。次章第六節及び第七十四条を除き、以下同じ。)であつて、環境大臣が第五条第一項の規定により指定するものをいう。
似た言葉の「国定公園」は、国立公園に準ずる景勝地として環境省ではなく各都道府県の管轄にあります。
2021年1月時点で34件の国立公園が登録されています。1934年3月16日に瀬戸内海国立公園、雲仙天草国立公園、霧島錦江湾国立公園の3か所が日本で最初に国立公園に指定されました。