訪日外国人観光客の目線から日本を見た場合、一体どのような場所に魅力を感じて日本を訪れているのでしょうか?文化、食、観光名所などいろいろな観点があると思いますが、世界120箇所以上の観光ガイドを発行しているRough Guidesの情報を元に観光名所としての視点で「東京中心部」について見ていきましょう。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
皇居東御苑
皇居の東側に位置する、約21ヘクタールの庭園は外国人観光客とっては皇居の近くであるということ、そして元江戸城の一部であることなどもあって人気となっています。御苑内には日本庭園、皇居に関連した施設もあり、入園料も無料であることも人気の理由です。
北の丸公園
元々江戸城の北の丸があった場所で、重要文化財に指定されている田安門、清水門、桜や梅の花、ヒカリゴケなども有名です。また敷地内にある国立近代美術館も観光名所として知られており、公園の北にある武道館に関しては、その天井の形状が奈良の法隆寺へのオマージュ、富士山の形を模したものとして紹介されています。
靖国神社
北の丸公園の向かいにある靖国神社は、太平洋戦争で亡くなった方を弔う場所として、そして神風特攻隊のメンバーが出撃の際に「靖国で会おう」と語ったなどのエピソードと共に紹介されています。また8月15日の終戦記念日には多くの参拝客、政治家が参拝するというエピソードも紹介されています。靖国神社の敷地内にある美術館である遊就館に関しても、太平洋戦争に関する展示が英語でも見ることが出来るとして、零戦、人間魚雷の回天などの紹介もされています。
秋葉原
東京の中でも家電が最も安く手に入る場所として紹介されており、アニメ、漫画ファンにとって必ず行くべき場所とされています。また海外からすると非常に珍しいメイドカフェ、オーディオ部品の山である東京ラジオデパートもディープな日本の一面とされています。
六本木
夜の街として有名な六本木ですが、様々な施設、建物があるとして東京ミッドタウンが紹介されています。サントリー美術館、デザイン専門施設である21_21 DESIGN SIGHTに加えて、東京ミッドタウンから近くの国立新美術館などの芸術施設が特に人気のスポットとして紹介されています。また駅からすぐ近くの六本木ヒルズも様々なショッピングなどが楽しめるとして紹介されており、巨大な蜘蛛のオブジェの「ママン」、森美術館なども人気のようです。
東京タワー
東京の象徴として紹介されており、展望台からの景色、ライトアップされた際の美しさなどが紹介されています。また、この美しい東京タワーを眺めるのには、ザ・プリンス パークタワー東京のスカイラウンジがおすすめの場所として紹介されています。
増上寺
徳川家と繋がりの深い寺として紹介されており、当時は風水学的に江戸を守る役割を持っていたことが紹介されています。また戦災を免れた重要文化財の「三解脱門」、中央に位置する「大殿」なども、日本の長い歴史を感じさせる建造物とされています。
<参考>
- ROUGH GUIDE:Central Tokyo
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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