訪日客向けに情報提供するなら「外国人目線」は不可欠 台湾人インバウンドコンサルを起用した東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の事例紹介

訪日客向けに情報提供するなら「外国人目線」は不可欠 台湾人インバウンドコンサルを起用した東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の事例紹介

東京都の中でもディープな店が多いとして知られる「東京都北区」が外国人旅行客の視点で北区の中小企業の魅力を紹介するサイト「Tokyo North」を開設しました。

この「Tokyo North」というサイトは東京商工会議所 北支部が北区内の中小企業の魅力をインバウンド向けにアピールするために制作 したもので、訪日外国人観光客が増えるのに合わせ、地域としてインバウンド需要を取り込むために開設されたものです。それでは、「Tokyo North」が実際にどのようなサイトなのか見ていきましょう。

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東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の特色

  • 台湾人の観光コンサルタントが各店舗の魅力を取材、インバウンド目線 で店の特徴、歴史、オーナーのこだわりなどを紹介
  • 飲食、買物、体験の3カテゴリーで目的ごとに店舗検索 が可能
  • 英語、中国語(繁体字、簡体字)、日本語 に対応
  • 掲載店舗を記したマップ を3月6日より区内ホテルや観光スポットで配布

東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の特色その1:インバウンド目線での各店舗の魅力紹介

台湾人の陳柏翰 氏(通訳案内士・観光コンサルタント)が、北区内の店舗を視察して、外国人ならではの視点 から、各店舗の魅力をレビューしています。

陳 氏は2001年に初めて訪日外国人観光客として訪日して以来、数多くの国内観光地を訪れており、日本に対する知識が豊富で文化や歴史に対する造詣が深いです。

2010年から日本国内で生活し、中国語通訳案内士を取得後は、多くの台湾の学校団体、産業団体、交流団体の通訳案内及び、留学生や中国語圏観光客の通訳案内を行っている。中国語と日本語が堪能であり、ビジネスレベルの英語も使いこなす。

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東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の特色その2:欲しい情報にたどり着きやすい、目的別の構成

東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」に掲載のある店舗は全部で3カテゴリー29店舗。今後さらに拡大していく予定とのことです。単純に飲食店や買物が楽しめる店舗だけでなく、「コト消費」として人気が高まっている「体験型」の観光が楽しめる酒造、陶芸教室なども掲載されています。

東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の特色その3:インバウンド市場主要言語をおさえた多言語化

東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」は、日本語で作成するだけなく、英語、中国語(繁体字、簡体字) でも情報を掲載しています。訪日外国人観光客が増加する中で、必須とも言える多言語対応がしっかりとされています。

サイトの多言語化というと、翻訳サイトで訳したものをそのまま使用している自治体も見られる中、中国語ネイティブ、さらに英語もビジネスレベルの観光コンサルタントである陳 氏による、丁寧なレビューが掲載されています。

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東京都北区のインバウンド向けサイト「Tokyo North」の特色その3:オフライン施策も同時に行っている

こうしたインバウンド対応については、インターネット上での対応だけで満足してしまうケースも多い中、東京商工会議所 北支部は今回の「Tokyo North」に掲載のある店舗の位置を記したマップを区内のホテルや観光スポットで配布しています。

ネット上の対応に加えて、こうした実質的な対応も同時に行うという効果は非常に高いでしょう。

まとめ:

インバウンド向けに地域の魅力を発信するウェブサイト(ホームページ)を作成する場合は、外国人ならでは視点に立った紹介であることが非常に重要です。

翻訳する言語が正確であるかどうかに加えて、外国人からはどのように見えているのか?という視点を日本人が持つことは難しい ものです。

そのため、今回の東京都北区の例のように、日本人以外の観光コンサルタントにこうした取材を依頼したり、外国人編集部を持つインバウンドメディアに記事執筆を依頼する、などといった施策は、非常に理にかなった方法だと言えるでしょう。

<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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