今のインバウンドプロモーション成功の秘訣は「動画プロモーション」にあり!モノ消費からコト消費へシフトしたことで「疑似体験」コンテンツが刺さる!

今のインバウンドプロモーション成功の秘訣は「動画プロモーション」にあり!モノ消費からコト消費へシフトしたことで「疑似体験」コンテンツが刺さる!

こんにちは、Ad Arch(アドアーチ)の白川です。近年インバウンドの注目がモノからコト、つまり体験やサービスへと移り変わっています。これら、コトをPRするには動画プロモーションが最も有効であること。そして、コトについて動画プロモーションを行う上でのコツを紹介します。

映像・動画は疑似体験のコンテンツ

映画を始め、”映像”は疑似体験のコンテンツ と言われています。映像はカメラを通して撮影されますが、基本的に カメラで撮影されたもの=視聴者の目線となり、まるで自分がその場にいるかのような感覚 になります。そのため、インバウンドプロモーションにおいても、「訪日の疑似体験」で行き先・体験内容を確認できる動画プロモーションは非常に有効なPR方法 となっています。

海外から日本の目的地に足を運ぶキッカケ作り

観光・レジャーを目的とした訪日外国人観光客の日本での平均滞在日数は6.1泊となっています(出典:https://www.mlit.go.jp/common/001084273.pdf P3)。

多くの見所がある日本。この平均滞在日数6.1泊の限られた日数の中で、目的のアクティビティを選択することは容易ではありません。そこで、コトを目的とした訪日外国人へのアプローチ・彼ら自身の選択の手助けとなるのが、疑似体験を行うことのできる、「動画プロモーション」です。

コトを中心としたインバウンド向け動画PRのコツ

PR施策を見て、実際に足を運ばせるためには 「行きたい・体験したい」と思わせる強い行動動機を作る 必要があります。そこで、このような行動動機を作らせる例として、今回は2つの動画タイプを紹介します。

  • タイプ1:【疑似体験度100%】カメラ=視聴者の体験を前面に出し、極限まで手を加えない動画
  • タイプ2:【疑似体験度80%】出演者が代理で”体験”。映像でも十分理解できるが、”実際に”体験したいと思わせる動画

タイプ1:【疑似体験度100%】カメラ=視聴者の体験を前面に出し、極限まで手を加えない動画

このタイプ1の例に挙げられるのが、約120万再生 を誇る、鹿児島県PRです。

カット編集無しで、1時間もの長尺で表現されたこの動画は、実は撮影技術が集結された動画です。”作り手”をあまり感じさせない没入感の高い動画となっています。「PERFECT SUNSET」と名付けられたこの動画は、屋久島いなか浜から見た、海に沈む夕日を1時間、カメラ移動無し・編集無しで、波の音・風の音・鳥の鳴き声と共に発信しています。

人の視野角と合わせた見映え。日の入り後、映像が見えなくなっても続くコンテンツ。

本動画のこだわりは、

  • 一般的な人がリラックスした視野角(50mmレンズ相当)前後での画角で表現されていること
  • 通常の映像演出では考えられない、「暗くなっても(見えなくなっても)続く、その場の空気」

にあります。動画再生時間52分頃の日の入り後、ほぼ映像が見えなくなり、動画終了の60分まで音だけの世界が広がります。そのリアルさは視聴者に強烈な印象を与えています。

前掲「PERFECT SUNSET 60min 4K (Ultra HD)」キャプチャ
前掲「PERFECT SUNSET 60min 4K (Ultra HD)」キャプチャ

タイプ2:【疑似体験度80%】出演者が代理で”体験”。映像でも十分理解できるが、”実際に”体験したいと思わせる動画

今回紹介する、インバウンドでも根強い人気の「カプセルホテル」を題材としたこの動画は、2人の出演者が視聴者の代わりにカプセルホテルを体験する動画となっています。代理体験型動画の良い所は、出演者個人的な感想などを加えることで、映像だけでは映しきれない詳細情報を伝えることができる点です。

代理体験型動画のテクニックで、「目線カメラのカットを差し込む」があります。

前掲「Tokyo Capsule Hotel Experience ★ ONLY in JAPAN #26 東京カプセルホテル体験」キャプチャ
前掲「Tokyo Capsule Hotel Experience ★ ONLY in JAPAN \#26 東京カプセルホテル体験」キャプチャ

代理体験ではありますが、「もし自分がその場で体験したらどうなるだろう?」と無意識に考えるキッカケには、この「人の目線カット」が非常に効果的です。

前掲「Tokyo Capsule Hotel Experience ★ ONLY in JAPAN #26 東京カプセルホテル体験」キャプチャ
前掲「Tokyo Capsule Hotel Experience ★ ONLY in JAPAN \#26 東京カプセルホテル体験」キャプチャ

疑似体験の後のカットでは、代理体験者がカプセル内に収まった映像へ。”自分だったらどうなるだろう?”とふと考えてしまいます。

まとめ:コトの動画プロモーションでは、「実際に体験したい!」と思わせる撮影構成が必要

多くの訪日外国人観光客が、来日前に情報を収集してから訪れます。事前に動画で予習してもなお、「必ず体験したい!」と思わせる工夫が必要です。

そこには、「見る」だけではない、その場でしか感じることのできない体験を提供する必要があり、体験内容に合った映像制作手法を選択する必要があります。

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この記事の筆者

Ad Arch

Ad Arch

Ad Arch(アドアーチ)株式会社 代表取締役兼プロデューサー 白川 裕喜。国内外での映像制作経験より、人種・国籍・文化を超えた理解を得るグローバルスタンダードな映像制作を拡げる試みを行っている。外国人映像クリエイターとの共同制作やインバウンド制作実績から得た事例、動画プロモーションのコツを発信します。