昨日7月3日、エクスペディアグループで世界最大級の民泊サイト「HomeAway(ホームアウェイ)」を運営するバケーションレンタル会社「HomeAway, Inc.」と楽天グループの民泊事業会社である「楽天 LIFULL STAY」が、民泊事業における業務提携を開始することを「楽天LIFULL STAY・ホームアウェイ共同記者会見発表会」で発表しました。
HomeAway(ホームアウェイ)・楽天LIFULL STAY 民泊事業で業務提携開始
エクスペディアグループで世界最大級の民泊サイト「HomeAway(ホームアウェイ)」を運営するバケーションレンタル会社「HomeAway, Inc.」と楽天グループの民泊事業会社である「楽天 LIFULL STAY株式会社」は、民泊事業における業務提携について、7月3日に合意しました。
先日お伝えした「せとうちDMO」との民泊分野での業務提携に引き続き、国内での展開を強めるHomeAway(ホームアウェイ)。同社では、海外から日本に対する需要が非常に強いものの、提供できる民泊物件数に限りがあることが課題でした。そこで、楽天 LIFULL STAYと民泊物件掲載の提携をすることにより、掲載物件数を格段に広げられ、より幅広いインバウンド需要を受け入れる効果があるとしています。
古民家など100棟活用でインバウンド市場拡大を目指す
本日4月19日、エクスペディアグループで世界最大級のバケーションレンタル会社「HomeAway(ホームアウェイ)」と日本最大級の広域連携DMOの「せとうちDMO」が業務提携を開始することをHomeAwayとせとうちDMOの業務提携発表会で発表しました。HomeAwayとせとうちDMOの業務提携発表会目次HomeAway・せとうちDMO 業務提携開始HomeAway(ホームアウェイ)・せとうちDMOの業務提携概要古民家など歴史的建築物100棟を活用HomeAway(ホームアウェイ)とは:世界...
HomeAway(ホームアウェイ)・楽天LIFULL STAYの業務提携概要
今回の業務提携は、
- 昨今のインバウンド需要の急速な拡大、多様な宿泊施設供給へのニーズへの高まり、さらには今年6月9日に実質的民泊解禁となる 「住宅宿泊事業法(通称:民泊新法)」の成立 を背景とし、
- 民泊サービスの提供を通じて、訪日外国人観光客の宿泊施設の選択肢を広げる とともに、
- 地方都市を含めた、日本の様々な地域に対する認知拡大とインバウンドの地方誘致・送客強化
を目指したものとのこと。それぞれの提携内容・役割は、
インバウンドマーケティングデータ・民泊物件における取り組み
- HomeAway(ホームアウェイ)
- 人気物件タイプ、宿泊人数、単価、滞在日数、利用者国籍などのインバウンドデータを楽天LIFULLに提供
- 楽天LIFULL STAY
- 楽天 LIFULL STAYが今後開設予定の民泊サイト「Vacation Stay(仮)」に掲載される国内民泊物件をホームアウェイへの供給
- HomeAway(ホームアウェイ)より提供されるインバウンドデータに基づいた民泊物件の開拓・仕入れ
グローバル規模のマーケティングによる集客と販売
- HomeAway(ホームアウェイ)
- 楽天 LIFULL STAYから供給をうけた民泊物件について、民泊サイト「HomeAway(ホームアウェイ)」での販売
- PULL型マーケティングでの集客(都市部:Google検索での「Vacation rentals Tokyo」などのSEO強化、地方部:バワーブロガー・インフルエンサーマーケティングによる地域認知・ブランディングなど)
- 特定物件の売上データを楽天 LIFULL STAYに提供
- 楽天LIFULL STAY
- HomeAway(ホームアウェイ)より提供される物件の売上データに基づいた投資費用対効果の分析
といった連携を進めていきます。
<取材>2017年7月3日 楽天LIFULL STAY・ホームアウェイ共同記者会見発表会
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