皆様こんにちは!株式会社ビヨンドの道越(みちごえ)です。
今日は私達が手がけているfacebook運用の事例の中でも、たった1年半で世界中のファンを140万人抱える圧倒的メディアを作り上げ、驚異的な結果を出し続けている、浅草農園さんの事例をご紹介させていただきます。
たった5人から始まった、浅草の一店舗のみの八百屋さんが、圧倒的ブランドとファンを作り上げた秘訣を通して、これからのプロモーションに重要なことを考えていきたいと思います。
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1年半で世界中のファンを140万人集め、facebookページランキングでも17位を獲得した浅草農園が熱狂的ファンを集めた秘訣とは?
浅草農園さんは、全国の自治体や契約農家から本当に良い商品だけをセレクトし、都会や海外の人に発信・紹介していきたいという思いで、2015年12月に浅草にある“まるごとにっぽん”という商業施設の1階にOPENしたアンテナショップです。
https://www.facebook.com/asakusafarm/?fref=ts
浅草農園のオーナーさんは、お店のオープン時から国内はもちろん、海外のユーザーへ訴求していきたい、そして本当に良いものにこだわるお客さんだけを国内・海外問わずたくさん集めていきたい、とおっしゃっていました。
そこでお店と商業施設のオープンの3日前からHPも作らず、他のプロモーションも一切せずに、facebookページだけを立ち上げました。 そこで都内在住の食にこだわるターゲット層と海外の日本の食に興味がある層にターゲティングし、“こだわりの日本の食を集めたアンテナショップが浅草にできますよ”という情報を、facebook広告を使って、ターゲティングし発信しました。
するとなんと・・・3日間で35,000人の国内・海外のファンを集めることができたのです! おかげでオープン時には国内と旅行できていた海外客が殺到!最初の1ヶ月は目も回る忙しさだったそうです。
そこから1年半で、しっかりターゲットを定め、ファンに発信し続けた結果、なんと 140万人の世界中のファンを囲うことができました。 もちろんしっかりターゲティングして集めたファンなので、皆さん浅草農園に興味を持っている方や、見込み客になるターゲットの人ばかりです。無駄なファンは一人もいません。
なぜ、1年半でここまでのファンを囲った自社メディアを作り上げることができたのでしょうか?そこにはたくさんの秘訣があったのです。
コンセプトとブランディングの方向性が決まったらあとはターゲットを定めてピンポイントで発信!SNSでは誠実で丁寧なコミュニケーションも超重要!!
浅草農園さんは、5人で始めた1店舗のみの“ちょっとおしゃれな八百屋さん“でしたが、下記のことを徹底したことで、他の広告媒体やモールに頼らずに、facebookプロモーションだけで、1年半で圧倒的な結果を出すことができました。ポイントを下記にまとめてみました。
<浅草農園さん成功のポイント>
1:お店のコンセプトと発信するブランドイメージを明確に。
どんなターゲットへどんな商品を届ける、どんなお店なのか、どういう印象を与えたいのかなど を明確にし、ターゲットへ情報を発信していく。アイコンなどにも使うため、印象に残り高級感のあるロゴも作成。
食にこだわる少し経済的に余裕のある、意識の高い都内の層と日本食に興味のある、日本に来る可能性が高い外国人をターゲットとし、そのターゲットに刺さる商品や情報を工夫して、発信し続け、ファンを集め続ける ことで、熱狂的な顧客層の囲い込みと、ブランドを確立することができました。
2:店長が顔出し!ひと気のあるコンテンツを継続的に発信。
これは、いつもお話しする大事なポイントなのですが、SNSで発信する情報はチラシやカタログと違って、ひと気のある写真や動画、記事の書き方が重要 です。
浅草農園さんは、最初は 店長さんが毎日自分が出演し、商品を写真や動画で紹介することで、「誰が売っているのか?」を見せていく ことで、信頼してもらいながら、店長さんのファンも同時に増やしていきました。また、ただの商品の写真だけを発信するのではなく、店長さんやスタッフさんがオススメの商品を紹介していく様子を写真や動画で配信していきました。
このような運営者の顔が見える記事を配信し続けた結果、具体的な問い合わせや、店長さんへの応援メッセージなどがfacebook上に毎日来るようになりました。商品を店長さんがfacebookで紹介すると、その商品が売れる、そんなサイクルができていったのです。 まさに熱狂的ファンを持つ、自社メディアですよね。
ひと気のある、運営者の顔が見える発信というのはすごく重要なポイントです。
3:細かく精密なターゲティング広告運用・検証の繰り返し。
ここもとても重要なところです。facebookページを立ち上げただけでは誰も見てくれないし、だからと言ってむやみやたらに色々な人に広告を出すのでは、効率が悪いですよね。
浅草農園さんでは、私たちの方で、facebookの広告を使って、かなり細かいターゲィングを実施してきました。浅草農園さんのターゲットになるのはどのターゲティングの掛け合わせが一番相性がいいのか、何十通りも検証をし、3ヶ月くらいすると、ある程度のターゲット層・相性の良いターゲティングの掛け合わせがわかってきました。住んでいるエリアや年齢はもちろん、趣味思考や普段見ているサイト、職業や学歴、最近の行動など・・・・かなりのターゲティングパターンを検証することで、必ず合うターゲティングのパターンが見つかります。
浅草農園さんは、ページやブランドと合うターゲットの検証と、各商品ごとのターゲティングの検証を繰り返し続けたことで、短期間でこれだけの成果を出すことができたのです。もちろん、全て細かくターゲティングしているので、140万人のうち無駄なファンは一人もいません。そうやって細かくターゲティングして集めたファンだからこそ、ちゃんと来てくれる、買ってくれる“顧客”に繋がるのです。
4:ファンとの会話・丁寧で誠実なコミュニケーション対応
これもSNSを運用していく上でとてもとても重要なポイントです。ただ発信して終わりでは、熱狂的ファンにはなりません。お店の接客と同じで、ファンとの密なコミュニケーションが何よりも重要 なのです。
浅草農園さんでは、多い時では100件ほどのお客さんからのコメントやダイレクトメッセージが、facebook経由で来ます。その中にはダイレクトな注文の依頼や、在庫確認、商品についての問い合わせなども多く含まれます。これを一つも無視せずに、店長さんやスタッフさんが毎日担当を決めて、接客同様、丁寧に誠実に返答をしています。
これによって購買率が飛躍的に上がったり、そのコメントの対応を見た他のユーザーが買ってくれたり、そして、熱狂的なブランドのファンになっていくのです。そして、facebookもコメントやメッセージの返信の有無やスピードを見ています。ここを丁寧にできるだけお待たせせずに対応していくことで、顧客化していくことができ、facebookからの評価も上がり、ますます広告の費用対効果もよくなっていくといういい事づくめなのです。
浅草農園さんは、facebookページを立ち上げてから上記のポイントをぶらさず、継続的に続けて来た事で、今では熱狂的顧客を世界中に抱えるブランドとなったのです。もちろんfacebookでファンを抱えているだけ、いいねがたくさん付くだけではありません。さて、どんな効果があったのでしょうか?
どんな効果があった?店舗集客・メディア掲載・通販売上UP・イベントの圧倒的集客など、facebookの自社ファンが結果に直結!
浅草農園さんは、facebookでのプロモーションだけで、10ヶ月くらい経った頃からファンの増加だけではなく、実際に色々なところで大きな効果が出て来ました。
<浅草農園の実際の効果とは?>
店舗への集客UP!常連も徐々に増加!
国内の近隣に住む方や都心に住む富裕層、また浅草寺に来ている外国人旅行客の来店も増えました。店長さんが顔出しでその日のおすすめ商品をfacebookで紹介すると、予約や「今日夕方買いに行くよ!」というコメントも。リピーターをどんどん囲い込んでいきました。
国内のTVやメディアはもちろん、海外の新聞や旅行誌からも取材依頼
国内のTVや新聞でも、施設内の他の店舗よりも圧倒的に取り上げていただき、海外に発信していた事で、なんと 香港など海外の多数の新聞や旅行誌などでも無料で取材していただきました。 facebook経由で取材が来ることもありました。広報費用やfacebook以外のプロモーションには一切費用をかけていません。
通販での圧倒的な売り上げ!甘酒は半年待ちの大人気商品に!
地方の方からとてもたくさんの要望をいただき、昨年の9月から通販を開始しました。もちろん楽天や大手モールには出店せず、こちらも facebookページのみで告知を実施。 また商品ごとに興味のある層へターゲティングし、facebook広告を配信することで、ピンポイントで商品をターゲットに訴求。一番人気の甘酒は、なんと1記事のみで、2週間で数百万の売り上げを叩き出しました。 想定以上の売り上げで在庫の準備もあり、今は出荷が半年待ちの大大大人気商品となっています。まさにショッピングモールに頼らなくても、自分たちでメディアを作り上げ通販に繋げた好事例ですね。
某大手百貨店でのイベント出展時に百貨店側も驚くほどファンが殺到!
某百貨店で期間限定のイベント出展をすることになったのですが、こちらもfacebookで告知と、ターゲティング広告を実施しました。すると・・・熱狂的ファンが百貨店に殺到!出展場所が分かりにくかったため、コールセンターとインフォメーション窓口に“浅草農園のブースはどこだ?”と問い合わせが殺到したそうです。これには百貨店さんの担当さんもとても驚いたそう。今までにはそんな事はなかったそうなので、浅草農園さんのブランドとファン数にとても驚かれていました。
上記のように、実際のビジネス上でも大きな効果が出ました。 この浅草農園さんの事例を通して分かる通り、これからのSNSの立ち位置、活用の仕方を全ての企業や店舗・自治体も改めて見直す時が来ていると思います。
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もうショッピングモールに頼る時代は終わった!これからはSNSでどれだけ自分達の本当のファンを抱えているかが勝負!
ちょっと過激なタイトルですが、今までは通販をするにも、集客をするにも大手のショッピングモールやポータルサイトへ広告費やロイヤリティを払って集客をするのが主流でしたよね。上記の浅草農園さんの事例を見ても分かる通り、これからは 自分たちで発信して、自分たちでファンを囲って、自分たちで直接ファンとコミュニケーションを取って行く時代 だと思います。
SNSは自分たちで、浅草農園さんのようにファンを囲ったメディアを構築できるのです。まさに、これからfacebook内に決済機能がついたら、自分たちの熱狂的なファンをすでに囲っているページが圧倒的に強いですよね。今までのプロモーションの概念がこれから変わって来ると私は確信しています。
まとめ
上記のように、SNSは企業の規模や会社の位置は全く関係ありません。そして国内のターゲットはもちろん、日本にいながら、海外の狙ったユーザーにピンポイントで発信ができ、コミュニケーションが取れます。今からでもしっかりSNSに取り組んで、世界中のファンを囲った自分たちのメディアを作ってくことを強くオススメします。
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