WeChatで越境ECサイト(微店/WeChat Shop)をオープンする方法5選を徹底解説!

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

にーはお。皆さんこんにちは。アレンジの筑波です。今週も中国事情に関してのお話をしたいと思います。昨今越境ECが盛んになり、各メーカーさんも日本では小売店との絡みがあるので、ECを展開できない状況ではありますが、海外であれば縛りも特にないので、進出支援を受けながら越境ECを展開する場面に多く遭遇します。

個人的な雑感ではありますが、9割以上がTmall、JDといったECプラットフォームに乗っかった形での進出が多いなと思います。 ただ、一部のクライアントさんでは自社ドメインを持ったり、微店WeChat Shop) といった3rdパーティーの仕組みを使いながら越境ECサイトを構築しているのが見受けられます。そんな微店をどういう方法でオープンさせられるか?今日はそんな話をしたいと思います。

ここにまず簡単な図式をまとめたので、参照しながら下記詳細を見て頂ければと思います。

関連記事
WeChatのミニプログラムとは
Web版のWeChatの使い方


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

WeChatで越境ECサイトをオープンする方法その1:YouShop(微店)

  • 費用:タダ
  • 個人登録:電話番号(中国)
  • 会社登録:ビジネスライセンス
  • 支払い:CC(クレジットカード)、デビットカード(銀聯)、WeChat Pay、他
  • レスポンシブ:YES
  • メリット:UI、英語、トラフィック
  • デメリット:デザインが決められている、AliPay非対応
  • Website:http://www.weidian.com/

WeChat内でのECサイトとしては非常に有名。ほとんどのユーザーがその存在を知っているため、このECサイト大丈夫かな?詐欺サイトじゃないかな?という懸念点をまずは払拭できる のもメリット。UIは非常にキレイだが、デザインがほぼ変更できない のがデメリットではある。

WeChatで越境ECサイトをオープンする方法その2:WalktheChat

  • 費用:300 - 600USD/月(お試し期間15日間)
  • 条件:ビジネスライセンス
  • 支払い:Alipay、WeChat Pay、デビットカード(銀聯)
  • レスポンシブ:YES
  • メリット:多言語
  • デメリット:英語対応

ここでの一番のメリットはなんといっても、中国でのライセンスが特に必要ないこと だろう。日本であれば日本のライセンスのみで行う事が可能だ。オンラインで基本的には全て解決するので、非常にスムーズで対応もマメに行ってくれる。弊社でも仲介を行っている会社だ。

WeChatで越境ECサイトをオープンする方法その3:Youzan

  • 費用:4,800元/年
  • 条件:電話番号
  • 支払い:WeChat Pay、CC、デビットカード(銀聯)
  • レスポンシブ:YES
  • メリット:UI、UXカスタマイズ、メニュー、音楽、ディスカウント機能
  • デメリット:Alipay非対応
  • Website:http://youzan.com/

大きなメリットは他社にはない機能がついているところだ。食品のデリバリー、店でのピックアップ、配達時間指定などが機能としてついている。

テンプレートも多く含まれているため、構築も非常に簡単にできる のも大きなメリットだ。

WeChatで越境ECサイトをオープンする方法その4:JD.COM

  • 費用:無料
  • 条件:JD.COM専用アカウント、ライセンス、特定の業界のみ(ほとんど網羅)
  • 支払い:WeChat Pay
  • レスポンシブ:YES
  • メリット:有名プラットフォーム
  • デメリット:JD.COM内に構築、Alipay非対応
  • Website:http://sale.jd.com/act/wQTpIm7GnXE.html

有名プラットフォーム。コメントやレーティング機能も常備しているため、非常に優秀。ただ、参入がちょっと難しい。 簡単にリストだけ表示すると、

  1. ビジネスライセンス(中国) - 特定の業界のみ - JD.COMの利用規約縛りが強い - 売上の10%+毎月1,000元 - 毎年の審査 - 10点中8.5点以上のレーティングが毎年必要

こんな感じで本当は調べればもっとあるんだろうが、とにかく維持が大変だろうと思われる。

WeChatで越境ECサイトをオープンする方法その5:LEWAIMAI

  • 費用:無料
  • 条件:電話番号
  • 支払い:WeChat Pay、Ali Pay
  • レスポンシブ:NO
  • メリット:食品デリバリーに強い
  • デメリット:食品デリバリーに特化しすぎている
  • Website:http://www.lewaimai.com/

食品デリバリープラットフォームに近い。将来的に食品デリバリーを検討しているならこれを行うのがいいだろうと思われる。

いかがだっただろうか?かなり簡素にまとめたので、詳しく知りたい人はアレンジに連絡してみてくれ。ちなみにオススメはWalktheChatだ。なんで?そりゃ、アレンジとのリレーションが一番強いからだ。あはは。

【7/16開催】【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜※好評につき再放送※


外食店舗、支援サービス、業界のトップ企業が集結!

さらに、有名飲食店や外食産業を牽引する企業による特別基調講演も開催。

成功企業のリアルな戦略や、これからの外食業界を生き抜くヒントがここに詰まっています!

最新のトレンドを知り、トップ企業の成功ノウハウを学びたい方

業界の最前線で活躍する企業とつながり、新たなビジネスチャンスを掴みたい方にぴったりのイベントです。

今こそ、業界の未来を共に創る一歩を踏み出しませんか?

皆さまのご参加をお待ちしております!

<応募者特典>

  • イベント登壇企業の各種お役立ち資料
    ※口コミアカデミー内でのアーカイブ配信は予定しておりません
  • 本イベントのアーカイブ動画(1週間)

<本セミナーのポイント>

  • 有名飲食店&業界をけん引する企業の基調講演
  • - 成功企業の戦略や実例を直接学べる貴重な機会!
    - トップ経営者や専門家が語る「成長の秘訣」と「業界の未来」
  • 外食業界の最新トレンド&成功ノウハウが手に入る
  • - 変化の激しい市場で勝ち残るための最前線情報をキャッチ!
    - 業界をリードする企業が実践するプロモーション戦略やDX事例を公開!
  • 外食業界を支える最新サービス&ソリューションの紹介
  • - 飲食業界の課題解決につながるアイデアが満載!
    - 効率化や売上向上につながる最新ツール・サービスを知るチャンス

詳しくはこちらをご覧ください。

【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜※好評につき再放送※【7/16開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

株式会社アレンジ

株式会社アレンジ

株式会社アレンジ 代表取締役CEO 筑波次郎(つくばじろう)。2015年まで海外にいた生粋のインバウンドスペシャリスト。SNSでのバイラルマーケティングが非常に得意で、今まで数々の会社のバイラルを手伝った経験をもとに中国関係の情報を発信します。

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに