Web版WeChatとは | 機能・メリット・使い方

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WeChat微信は、中国で最も利用されているSNSの一つです。メッセージのやり取りや画像や動画の送信など様々なシーンで使われています。「中国版Line」とも呼ばれており、利用されている地域も、今や中国だけでなく世界各国に広がっています。

主に中国で多くの人々に使われているWeChat微信)は、メインの利用はスマホですが、実はパソコンでも利用できます。今回は、Web版WeChatWeChat for web」の機能やメリット、使い方について紹介します。 

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WeChatとは?

WeChat(中国語名:微信/ウェイシン)は、中国のインターネットサービス最大手であるテンセント(騰訊/Tencent)が2011年に中国でリリースした、無料のインスタントメッセンジャーアプリです。

文字や音声でやりとりができるほか、画像や動画を送ることもできることから「中国版LINE」とも呼ばれています。

▲WeChatのロゴと商品コンセプト「WeChatは生活スタイル」
▲WeChatのロゴと商品コンセプト「WeChatは生活スタイル」

中国でのコミュニケーションのメインツールはWeChat

WeChat微信)は、中国でのコミュニケーションのメインツールです。スマホユーザーのスマホにはほとんどWeChatのアプリが入っています。

家族や友人といったプライベートな人間関係での連絡手段としてはもちろん、仕事での通信やデータの送受信にも使われています。

アプリを利用した支払い、送金機能もあり、親戚や友人にお年玉や御礼としてお金を送るのに利用することもあります。決済機能はタクシーなど生活に密着した各種サービスと連携させることができるため、中国人の生活に欠かせない存在となっています。

またWeChatのユーザーにメルマガやクーポンを配信できる「公式アカウント」や、「ミニプログラム」と呼ばれるWeChat内部で起動するアプリケーションもユーザーの利便性を高めています。

94%の人が毎日1回以上WeChatを利用

WeChat微信)の登録アカウント数は11億人を超えています。中国国内だけでなく、世界中にユーザーがいます(中国国内のインターネットユーザーは約8億人で、そのうちの約98%がスマホユーザー)。

毎日1回以上利用する人は全体の94%で、1日10回以上利用する人も61%に上ります。

上述のように送金機能や決済機能があることも、こうした膨大なユーザー数と高頻度な利用につながっていると考えられます。

WeChatの基本的な機能と使い方

WeChat微信)は、文字や音声を送信したり画像や動画、また各種ファイルの送受信、音声メッセージの再生が可能です。こういった昨日はスマホだけでなくWeb版でも利用可能です。ただし、音声メッセージの送信や、送金、ミニプログラムの利用といった機能はスマホだけに限られています。

Web版WeChatはブラウザでサイトにアクセスするだけ、デスクトップ版アプリも

パソコンでWeChat微信)を利用する方法は2つあります。

1つはブラウザ版を利用する方法で、WeChat for web(https://web.wechat.com/)にアクセスし現れるQRコードを、スマホアプリの読み取り機能でスキャンすることでログインされます。

▲WeChat for webにアクセスすると表示されるQRコード
▲WeChat for webにアクセスすると表示されるQRコード


▲右上の「+」からメニューを表示させ、下から2番目の「QRコードをスキャン」を選択しカメラを起動させる。
▲右上の「+」からメニューを表示させ、下から2番目の「QRコードをスキャン」を選択しカメラを起動させる。

PC版のソフト(デスクトップ版)をOSに合わせてインストールし、アプリケーションを起動して利用する方法もあります。インストール後にはQRコードまたはログインボタンが表示されます。QRコードはスマホのWeChatアプリで読み取り、ログインボタンの場合はクリックをしてスマホアプリから承認します。

デスクトップ版の場合は、スマホでのログイン確認の段階で、メッセージの内容を同期するかどうかの選択できます。

▲デスクトップ版にログインする際には、メッセージの内容を同期するかどうかの選択ができる。
▲デスクトップ版にログインする際には、メッセージの内容を同期するかどうかの選択ができる。

WeChat webでできること

Web版WeChat微信)では、文字や絵文字などのメッセージの送受信や、グループチャット、無料の音声通話などのやり取りができるほか、写真や動画を共有することができます。

これらはスマホアプリ版WeChat微信)と同じ機能となっています。つまり、スマホアプリ版WeChat微信)とWeb版のWeChatWeChat for webは、メッセージやデータのやりとりにおいては同じ機能が利用できます。

▲WeChat for web のチャットスレッド
▲WeChat for web のチャットスレッド

WeChat for web、デスクトップ版のメリット

WeChat微信)は、スマホのアプリだけでなくWeb版を一緒に使うことで様々なメリットが生まれます。

続いて、Web版のWeChatであるWeChat for webを利用するメリットについてそれぞれ見ていきます。

PC上に保存されている写真・動画・その他データファイルを送りやすい

Web版WeChat微信)を利用すれば、PCに保存してある写真や動画、またwordやエクセルデータをそのまま送ることができます。ビジネスのやりとりでも利用されるので、仕事上で相手に確認してほしい書類や、納品物を送る場合に使われています。

ただし、データはチャットの入力画面にドラッグ&ドロップすると同時に送信されてしまいますので注意が必要です。

またデスクトップ版の場合は送信ボタンをクリックするまでは送信されませんが、どちらの場合もエンターキーの操作では改行は行われず文章もデータも即時で送信されます。

データは一つあたり最大20MBまで送信可能です。送信後は、メッセージやデータは2分以内であれば送信が取り消せますが、受信者がローカルのフォルダにダウンロードしてしまった場合にそのデータは削除できません。

キーボードを利用できるので長文を短時間で送れる

Web版のWeChat for webには、メッセージの作成にもメリットがあります。

文字の入力をパソコンで行うため、スマホとは異なり打ち込みやすいキーボードで文章が作成できます。より長文のメッセージを短時間で作成できるだけでなく、メッセージが相手にとってわかりやすいものであるかどうかや、情報の書き漏れがないかなど、文章の全体像をチェックすることも可能になります。

家族や友人といったプライベートな関係者に長文を送る機会はそう多くないですが、仕事に関係する場合は長文が必要な場合もあるでしょう。そうした場合にもストレスなく利用できるため、WeChatのビジネスシーンでの利用は珍しくないと言えるでしょう。

PCとスマホのデータ連携が容易

Web版のWeChat for webでのやり取りは、全てスマホのアプリにも反映されます。パソコンで送信したメッセージやデータはスマホにも残ります。

そのため、外出中や移動中にもPCでの作業の続きができ、隙間時間を活用して仕事を進めることも可能になります。

「転送」のチャットもあり、これはアカウント所有者だけが閲覧可能となっています。URLやスクリーンショットを用いたメモや、ファイルなどのちに確認したいデータをPCからスマホに共有したり、反対にスマホからPCに送ったりできます。

ただし、チャットの相手から送られたデータは数日で閲覧・保存できなくなりますので、重要な写真やファイルはスマホ本体、PC本体に保存する必要があります。

スクリーンショットを送れる

Web版のWeChat for web、デスクトップ版の双方にはスクリーンショットの機能が備わっています。チャット画面の文章入力部分にあるはさみのマークをクリックし、マウスで範囲を指定して切り取り、チャットの相手に画像として送信できます。
▲スクリーンショットのツール(デスクトップ版)。赤い丸で好きな部分を切り取り、チャットの相手に送信できる。
▲スクリーンショットのツール(デスクトップ版)。赤い丸で好きな部分を切り取り、チャットの相手に送信できる。

デスクトップ版はスレッドを独立させられる
デスクトップ版のWeChat(微信)の場合は、特定の相手とのチャットをスレッドから取り出し、チャット画面を常に表示することができます。複数の相手とのチャットを並行して確認できるため、同一の時間に、複数の相手と個別にメッセージのやりとりをする際に便利です。

Web版WeChatを使えば煩わしい手入力から解放される

パソコンの画像やデータを送信したいとき、パソコンとスマホの両方に情報を残しておきたいときなど、Web版のWeChat for webは様々な場面で役立ちます。

キーボードを使って文章を入力をすれば長文をスムーズに送信でき、パソコンで送信したメモやデータを外出先でもスマホから確認ができるなど、効率的なタスク処理に役立ちます。

PCに表示されている相手に確認してもらいたいものはスクリーンショットで送ることもできるため、対面でコミュニケーションできなくてもスムーズに共通認識を形成することができます。

このように、Web版WeChatWeChat for web、デスクトップ版)の活用で仕事の効率アップが可能です。

また、こうしたスピード感のあるコミュニケーションに慣れている中国人に対し、どういった点を訪日旅行の魅力として打ち出していくのかを考えることも今後のインバウンド市場では必要となっていくはずです。現地ツールの最新の利用動向には常に注意を払うべきでしょう。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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