インバウンド誘致に出遅れる旅館 いますぐやるべき6つのインバウンド対策とは?

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訪日外国人が日本宿泊の際に選ぶ宿泊施設にはホテル旅館Airbnbなど民泊がありますが、こうした宿泊施設の中で一般的に良く選ばれるのがホテル、そして近年急激に伸びているのが民泊です。一方、実は昔ながらの旅館インバウンドの取り込みに苦戦が続いています。 訪日外国人の宿泊先として旅館が選ばれにくい理由はいくつかありますが、インバウンドを見据えてすぐに改善出来る点、ビジネスモデルに関係するためすぐには変えられないが、インバウンドを見据えると改善が必要な点があります。詳しく見ていきましょう。

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そもそも旅館の稼働率は非常に低く、2016年に若干上向いたものの37.1%となっている

観光庁が発表している平成28年度の「宿泊旅行統計調査」によると、2016年(平成28年)の1月~12月の施設別の客室稼働率では、

  • シティホテル:78.7%
  • ビジネスホテル:74.4%
  • リゾートホテル:56.9%
  • 旅館:37.9%

と、旅館稼働率が他の施設と比べて圧倒的に低い ことがわかります。なお、この旅館稼働率の低さに関してはmここ数年同様の傾向が続いており、

  • 2012年(平成24年): 35.5%
  • 2013年(平成25年): 33.4%
  • 2014年(平成26年): 35.2%
  • 2015年(平成27年): 37.0%

となっています。都道府県別に見ていくと 東京都旅館稼働率は59.8%と、全国平均と比較すると高いものの、他の都道府県旅館稼働率が50%を超えているのは 石川県(52.6%) のみとなっています。

宿泊旅行統計調査 より引用

宿泊旅行統計調査 より引用

旅館が訪日外国人を呼び込むため、すぐに出来るインバウンド対策とは

訪日外国人に来てもらう、ホテル民泊でなく旅館を選んでもらうためには、すぐに出来る施策と時間が掛かる施策とがあります。その中で、まずはすぐに出来る施策をいくつかご紹介しましょう。

旅館がすぐできるインバウンド対策その①:無料Wi-Fiの設置

今時はどこのホテルにも完備されているのが当たり前になりつつある無料Wi-Fi。最近は団体旅行ではなく、個人の訪日外国人が増えるに連れて空港でレンタルWi-Fiを借りるという層も増えているようですが、無料Wi-Fiの設置は、国内の観光客にも喜ばれます。 設置がまだであれば、今すぐに導入したほうが良いでしょう。

旅館がすぐできるインバウンド対策その②:英語、その他外国語での接客への努力

英語やその他の外国語を話して聞き取って、という接客は必要ありませんが、最近は外国語でのフロント業務を委託出来る「チャットコンシェルジュサービス」、テレビ電話で通訳対応をしてくれる「音声翻訳デバイス」、さらには訪日外国人にQRコードをスマホで読み込んでもらうこと多言語表示を可能にする「多言語化表示サービス」でなども各種登場しています。こうしたものを利用検討、トライアルせずに「英語は苦手だから。。」「中国語はわからないから。。」で片付けてしまうのは大きな機会損失です。

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旅館がすぐできるインバウンド対策その③:海外に向けた情報の発信 まずは「個人ブログ」「SNS」をターゲットに

海外に向けた対策としてすぐに浮かぶのはホームページの多言語化です。しかしながら、観光庁が発表している平成29年7−9月の「訪日外国人の消費動向」によると、出発前に得た旅行情報源で役に立ったものとして最も回答が多いのが 「個人のホームページ」(31.7%)、「SNS」(23.3%) の次に「旅行会社ホームページ」(18.3%)となっており、「宿泊施設のホームページ」が参考になったという回答は14.2%にとどまっています。

この続きから読める内容

  • 旅館がすぐできるインバウンド対策その④:ホームページの多言語化は、同時に写真を含めたわかりやすさを意識する必要あり
  • すぐに対応することは難しいが、インバウンドを見据えると改善が必要な点
  • 旅館が検討したいインバウンド対策その①:宿泊メニューにバリエーションを持たせる
  • 旅館が検討したいインバウンド対策その②:食事メニューにバリエーションを持たせる
  • まとめ:伝統を守ることも必要だが、宿泊施設全体で見た時に取り残されぬように、改善できる部分は早期改善を
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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