日本ではGoogleやYahoo!が特に利用者が多い検索エンジンとなっていますが、訪日主要国の検索エンジンのシェア率はどのようになっているのでしょうか。検索エンジン経由で旅行に関する情報を探す外国人は多いため、インバウンド業界に携わるマーケターにとって訪日主要国でよく使われている検索エンジンを把握しておくことは重要でしょう。
今回は訪日主要国から アメリカ・カナダ・オーストラリアをピックアップして、それぞれの検索エンジン市場のシェア率をStatcounterの数値からご紹介 します。
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
「訪日ラボ」の最新インバウンドノウハウが配信されるメルマガに登録する
<アメリカ>Googleが全体の約9割を占める結果に:次点はbingのユーザーで全体の約7%を占める
アメリカの検索エンジン市場でもっともシェアが大きいのは Google です。全体の 約90% をGoogleが占める形になっています。そのほかでは bingが約7%、Yahoo!が約4% を占めています。AOL は米企業America Onlineが開発・運営するポータルサイトです。2017年6月にはベライゾンが買収したYahoo!と統合し新たにOathに生まれ変わりました。
<カナダ>ほとんどアメリカと同じ構造に:Googleが全体の9割を占める
カナダの検索エンジン市場でも、Googleが占めるシェアがもっとも大きい 結果になりました。全体の9割以上をGoogleが占めています。そのほかにも bing(5.42%)、Yahoo!(2.19%) など一定数のシェアを獲得している検索エンジンも存在していますが、いずれもわずかな数値です。
<オーストラリア>Googleが全体の9割:bingが5%のシェアを獲得もこちらもほぼGoogleの一強状態に
オーストラリアでも Googleのシェアがずば抜けています。全体の約94%はGoogleが占めています。 そのほかでは bing は5%台で比較的検討はしているものの、その他のエンジンに至ってはどれも1%を下回る結果になりました。
まとめ:米・加・豪の検索エンジン市場 いずれもGoogleのシェア率が高い結果に
Statcounterのデータによると、アメリカ・カナダ・オーストラリアでは、Googleが主要な検索エンジンになっている 模様です。しかし、その他にもbingやYahoo!のユーザーも存在していることは確かです。いずれにしろ多くの訪日外国人は検索エンジンを経由して訪日旅行に関する情報を収集しているため、インバウンドを誘致・集客する際には各国の検索エンジン市場に関して理解を深めておくことは重要なことです。
インバウンド対策なにから始めたら良いかわからない?
各国の事情や日常生活、訪日外国人の特性をよく知る「インバウンドコンサル」に相談してみる
自社で知りたいこと外国人に質問・調査してみる「調査・リサーチ」サービスについてより詳しい資料のダウンロードはこちら
数字で知るインバウンドの実態「インバウンドデータ」についてより詳しい資料のダウンロードはこちら
<参照>
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに
- 最新の訪日観光の状況や今後の予想
- 国・地域別のデジタルマーケティング
- 外国人向け情報発信の際に意識すべきこと
などがわかる資料を公開しています。
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる