こんにちは、ビヨンドの道越です。少しご挨拶が遅くなりましたが、2018年もたくさんの情報や、私たちが手がけている事例を皆さんにご紹介していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
改めて、オリンピックまで2年半 ですね。本当にあっという間です。私たちもたくさんの地方のPRや企業さんの情報発信を手がける中で、最近改めて大事だなと思う、“外国人目線でのコンテンツの作り方“について、今日は考えてみたいと思います。
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- 意外なコンテンツがウケる?!海外の人から見ると、日本の日常風景や当たり前のコンテンツも新鮮!
- 弊社の運用するJapan Consiergeにて、外国人ユーザーに反響があった意外なコンテンツとは?
- facebookページで外国人ユーザにウケた事例その1:新幹線の車窓から見える田舎の景色
- facebookページで外国人ユーザにウケた事例その2:両国駅の相撲の看板
- facebookページで外国人ユーザにウケた事例その3:金曜日の新宿駅東口の風景
- facebookページで外国人ユーザにウケた事例その4:回転寿司チェーンの店舗の様子
- 自分たちの地方や企業のコンテンツをもう一度見直してみよう!外国人目線を忘れずに。意外な見え方や強み・魅力が見つかるかも?!
- まとめ
目次
意外なコンテンツがウケる?!海外の人から見ると、日本の日常風景や当たり前のコンテンツも新鮮!
私たちはSNSを使って、日本の企業や地方の情報を海外の人にプッシュで発信をする事を得意としているのですが、発信するコンテンツ次第で、効果や反響も大きく変わります。皆さんもそうだと思うのですが、私もこの仕事を始めたばかりの時は、海外の人に日本のコンテンツを発信するに当たって、海外の人にウケるコンテンツは、“いかにも日本っぽいものではないといけない”という固定概念 に囚われていました。そのため、寿司や抹茶、神社や桜、など・・・“THE・日本!”というようなコンテンツばかりを一生懸命探して、発信していました。
でもある時、弊社の外国人スタッフのメンバーが海外に発信しているコンテンツが、私のコンテンツよりも圧倒的に海外で反響を得ているのを見てとても驚いたのです。彼女は 外国人の目線で日本に来て驚いたことや、好きなことを発信 しているのですが、いかにも日本っぽものばかりではなく、なんと ただの日本の地方の畑や田園の風景を動画で紹介していたのですが、それがとても海外の方からの反響が良かった のです。
私にとっては、結構大きな発見でした。確かによく考えて見ると、私たち日本人が海外旅行に行く際も、その国の人たちの生活や日常、風景・食事に興味がありませんか?そう思うと、日本らしいコンテンツを考えなくても、今自分の地域や企業内にあるコンテンツを見直して見たら、新たなコンテンツが必ずあるはず です。
では、事例として弊社で外国人スタッフがコンテンツを発信しているfacebookページ、“Japan consierge”にて、外国人に反響の高かった、意外なコンテンツをいくつかご紹介したいと思います。
弊社の運用するJapan Consiergeにて、外国人ユーザーに反響があった意外なコンテンツとは?
弊社では外国人スタッフが半年前から“Japan Concierge”というfacebookページにて、日本の面白いところや、日本に来て興味を持ったこと、日常などを写真と動画で海外のユーザーへ発信しています。ここで、最近反響があった、私から見ると意外だったコンテンツをいくつかご紹介したいと思います。
facebookページで外国人ユーザにウケた事例その1:新幹線の車窓から見える田舎の景色
これは、弊社のスタッフの外国人スタッフが新幹線に乗って、窓から見える景色をスマホの動画で撮影した、なんてことはない田舎の田んぼが広がる風景です。このような、私たち日本人にとってはなんて事のない普通の風景が、海外の方には新鮮だったようで、 「日本の田舎ってこんな感じなのね!」「日本の畑キレイ!」のようなコメントや、また新幹線も新鮮だったようで、「新幹線乗ってみたい!」「新幹線早い!かっこいい!」のようなコメントも多く、とても盛り上がりました。
facebookページで外国人ユーザにウケた事例その2:両国駅の相撲の看板
これは、日本っぽいコンテンツではあるのですが、両国駅の駅構内のお相撲さんの写真や駅の様子を写真と文章で紹介したところ、とても反響がありました。お相撲は結構海外でも知名度があるということと、見た目的にも新鮮なコンテンツなのでしょうね。
facebookページで外国人ユーザにウケた事例その3:金曜日の新宿駅東口の風景
これも私は意外な視点だったのですが、スタッフが金曜日の新宿駅東口を出てから、新宿の街をほろ酔いで歩いている風景をスマホの動画で撮影したものなのですが、これがまた大反響で、「日本の都会ってこんな感じなんだ!クール!」とか、「新宿に行ってみたい!」「日本人の日常ってこんな感じなんだね!」など様々な反響のコメントが寄せられました。確かに、海外の都市とはまた違う雰囲気ですよね。彼らには新鮮だったようです。
facebookページで外国人ユーザにウケた事例その4:回転寿司チェーンの店舗の様子
お寿司はそりゃあ人気がありますから、当たり前でしょうと思うかもしれませんが、実はもっとキレイなお寿司の写真や、板前さんが握る高級寿司のコンテンツよりも、回転寿司のコンテンツが反響が圧倒的に高かったのです。100円くらいからの安い値段で、いろいろなお寿司が、回ってくる!というような説明とともに、スマホで撮影した写真を載せたところ、「すごい!」「面白い仕組み!」「この前日本に行った際は知らなかったので、次回行ってみたい!」「ここのお店はどこか?どうやっていくのか?」などの大きな反響と、具体的な問い合わせがたくさん来ました。お寿司は有名でも、回転寿司は新鮮だったのでしょうね!あまりにも庶民的で私も頭になかったのですが、意外でした。
自分たちの地方や企業のコンテンツをもう一度見直してみよう!外国人目線を忘れずに。意外な見え方や強み・魅力が見つかるかも?!
このようにいくつか事例をご紹介させていただきましたが、私たちにとっては当たり前の日常でも、海外の方から見たら新鮮で、目的地となりうるコンテンツになる可能性がある という事なのです。
よく、地方に行くと 「うちの地域には何も観光客が来るようなコンテンツはないから」とか、「外国人にウケるものなんか何もない」 とおっしゃる方が多いように思います。そんなことはありません。 あなたの地方の日常や、昔から当たり前にあった日常のコンテンツをもう一度見直してみてください。それが他の地域や海外の方から見たら、魅力的なコンテンツになるかもしれません。
例えば、畑や農業をやっている地域があれば、畑で農作業を体験できるプランを作って見てもいいですし、いつも昔から当たり前に食べて来たグルメを、おすすめグルメとして発信して見てもいいですし。あとは、キレイな景色が撮影できるスポットを発信して見てもいいですよね。
是非、日本人だけのチームでコンテンツを考えるのではなく、在日外国人の方などに意見を聞いて見たりしながら、“外国人目線でのコンテンツ作り”を意識して見てください。そして発信するときは、大きな予算をかける必要はないので、スマホで撮影した30秒くらいの動画でも構いません。是非、リアルなコンテンツをどんどん海外に発信して見ましょう!
まとめ
今回は外国人目線でのコンテンツについて書いて見ました。とはいえ、やはり海外の人にとっても、日本人がいいと思うもの、お美味しいと思うもの、は海外に人にとっても魅力的ですし、来てからの満足度も高いです。
本当にいいものは発信すれば必ず広まります。逆にSNSの時代、嘘はつけません。いくら誇大的に発信しても、実際に来て満足度が低ければ、悪い口コミが広がってしまいます。
本当にいいものを、しっかり発信する。これが世界共通の鉄則なのです。でも、今回書いたように、コンテンツは私たちの身近なところにたくさん転がっています。是非、外国人の方の意見を聞きながら、コンテンツを今一度見返して見て、新たなコンテンツを発掘して、どんどん世界に発信していきましょう!
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【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- いま注目のローカルガイドについて学べる!
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詳しくはこちらをご覧ください。
→育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
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