中国版食べログ「大衆点評」実際の施策内容とその効果を解説!「中国人が信じる情報」と「使いたくなるクーポン」の作り方とは

中国版食べログ「大衆点評」実際の施策内容とその効果を解説!「中国人が信じる情報」と「使いたくなるクーポン」の作り方とは

こんにちは、Cross C(クロスシー)編集部です。

当社では中国向けインバウンド市場のマーケティング施策を提供しています。前回中国人約6億人が利用する、中国版食べログである「大衆点評」 について紹介しました。

中国人の”食”の情報収集ツール「大衆点評」を解説!どんなサービス?日本でも使われている?東京のどんな店舗が載っている?

こんにちは、CrossC(クロスシー)編集部です。当社では中国向けインバウンド市場のマーケティング施策を提供しています。前回は「中国人旅行客の心をつかみ、旅ナカ施策にまでなったライブ中継」について紹介しました。[blogcardurl=https://honichi.com/news/2018/02/19/chinamarketing/]今回は訪日中国人の「食」の分野にフォーカスして、中国人の情報収集に使われているサービスの基礎情報と、インバウンド集客に向けた施策と実例

JNTOの調査結果でも、訪日中国人の食にかける予算は各国中最多の6,000円超え。「訪日中国人×食」はインバウンド需要とりこみにおける重要なセクションです。今回はこの大衆点評の広告プランを用いたインバウンド集客の施策を紹介します。

「飲食店」だけじゃもったいない! シャワー効果まで実現した百貨店の事例

大衆点評といえば、飲食店を中心にインバウンド需要の取り込みに活用されています。そのようななか、昨年は百貨店での成功事例がありました。

施策は具体的には以下のような4ステップで実施されています。

  1. 全国の約100店舗を大衆点評に登録
  2. 訪日中国人向けの特別メニューを用意
  3. レストランクーポン、ショッピングクーポンを大衆点評にて配布(ダウンロード)
  4. バナー広告による露出

その結果、約2週間で6,000枚のダウンロードを記録し、階下でのショッピングにも好影響 をおよぼしたのです。

公式登録とクーポンについてさらに詳細に解説していきます。

「大衆点評」の使い方ポイント:公式登録とクーポンについて

「大衆点評」の使い方ポイント①:公式登録ページ

大衆点評に掲載される施設の登録方法には「公式登録」と「非公式登録」ページがあります。「公式登録」には主に4つのメリットがあります。

  1. 「公式写真」「公式情報」が店舗側主体で設定できる
  2. 公式アカウント内に「店舗の特徴」を設定することが可能
  3. 口コミに対し返信ができる
  4. クーポンが配信可能

実際に公式登録されているページの、スマホアプリでの表示は以下のようになります。

▲公式登録されたページ。「餐庁特色」(赤)で、全面に出したい情報を一番目につく場所に公開。また施設が用意した豊富な写真をレイアウト可能。

▲公式登録されたページ。「餐庁特色」(赤)で、全面に出したい情報を一番目につく場所に公開。また施設が用意した豊富な写真をレイアウト可能。

▲一蘭ラーメン(新宿中央東口店)のページ。一店舗で3,000を超える口コミが集まっている。他の店舗でも数百の口コミがある。かに道楽は口コミ数1,000を超える店舗が多い。(2018年3月上旬)

▲一蘭ラーメン(新宿中央東口店)のページ。一店舗で3,000を超える口コミが集まっている。他の店舗でも数百の口コミがある。かに道楽は口コミ数1,000を超える店舗が多い。(2018年3月上旬)

「大衆点評」の使い方ポイント②:信頼感を醸成する「店舗特徴」と「ユーザーとのコミュニケーション」

「餐庁特色」 は「大衆点評」による、同施設をおすすめするポイントや基本情報という位置づけです。「大衆点評」のお墨付きであることが明白になり、ユーザーの施設に対する信頼感がアップします。中国では有形無形問わず、商品を購入したり施設を利用したりする際に「もしかしたら劣悪なものがまぎれているのではないか」と一度思考することは常識です。相手を疑うことは日本のように失礼には値しません。こういった思考回路を持つユーザーに対し「問題ない」と背中を押してくれるのです。

公式登録ページだけの機能 「口コミへの返信」 も非常に重要なポイントです。すでに知られたことですが、中国人に向けたインターネットサービスでは「インタラクティブな関係」「レスポンスの速さ」が必要 です。これらを欠いたサービスは「使いづらい」、場合によっては「信用できない」と感じられてしまいます。コメント返信機能があれば、ユーザーが書き込んだ疑問にはもちろんのこと、コメントに対し返信をつけることで顧客との関係を構築できますし、利用しやすい店というブランドを打ち立てることができます。

▲公式登録されたページ。豊富な写真を店側登録できる。

▲公式登録されたページ。豊富な写真を店側登録できる。

「大衆点評」の使い方ポイント③:クーポン券は「お得感」だけでなく「特別感」の演出が奏功!

前述の百貨店はこの中に、飲食店の「特別メニュー」がお得に楽しめる「クーポン券」を準備しました。大衆点評の中で「お得」であることはもはや差別化にならなくなってきています。単純な割引でなく「普段は食べられない」という観点で来店への動機づけを訴求したことも集客につながっています。

まとめ:公式ページでブランディングとクーポンの基本を押さえたら、広告出稿でもう一歩を踏み出すことも大切

今回は中国人ユーザーの目線から、中国版食べログ「大衆点評」の成功事例を解説しました。「大衆点評」見てきたように公式ページの登録、クーポン発行などにより、訪日中国人に飲食店の情報をダイレクトに届けることができるだけでなく、グルメ好きなユーザーに向けての広告やプッシュ通知のプランもあり、これらと組み合わせることでより大きな効果が期待できます。アプリ間連携の可・不可に注意が必要なのが中国のアプリ事情ですが、大衆点評へはWeChatの公式アカウントから直接リンクを飛ばすことも可能です。グルメ分野だけに限らず、訪日中国人のインバウンド市場に関わる皆様にはぜひ押さえていただきたいサービスです。

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この記事の筆者

株式会社クロスシー

株式会社クロスシー

株式会社クロスシー編集部。中国語圏向けに日本情報の提供をするインターネットメディア運営・レップ事業を展開すると共に、訪日観光客向けのマーケティング・ソリューションを提供しています。日本の観光立国を実現すべく、メインターゲットとなる中華圏への観光情報、サービス、商品について、日中間の情報格差を埋め、観光客にとって最高の日本体験の提供を目指しています。