産学連携によるAIサービスの開発
ゆこゆこホールディングス株式会社は2018年7月25日、アジアクエスト株式会社と連携し、AI観光コンシェルジュサービスの実証実験として温泉地情報の提供を行うと発表しました。

多言語対応、学習機能
同プロジェクトは、同社とアジアクエストのほかにも、株式会社昭文社、立命館アジア太平洋大学と連携し、別府市一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォーム B-biz LINKの協力のもと実証実験が行われます。
実証実験では、温泉施設や観光施設、宿泊施設、観光案内所等にAI観光コンシェルジュ(スマートスピーカー)を配置し、受入側のインバウンド対応負荷の軽減がされているか、スムーズな情報提供が行われているかを検証します。
AI観光コンシェルジュは、スマートスピーカーによる訪日外国人向けの観光案内を多言語で対応しており、対話の内容や回数によって学習できるAIの活用により、国籍や性別、年齢などの属性に合わせて最適な観光情報を提供できる仕組みです。
増加するインバウンド
大分県、特に別府市の訪日外国人は2017年に前年比の4割増、今後も増え続けており、国際的な観光地を目指しています。しかし、インバウンドに向けた宿泊・観光業の労働力は限定されているのが現状です。
2019年のラグビーW杯大分開催、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催による影響など、サービス向上に向けた課題解決は急務となっています。
プロジェクトは大分県IoT推進ラボとして認定され、11月頃にサービスの実証実験を行う予定となっています。
また、多国籍の学生が集まる立命館アジア太平洋大学の協力を得て、同校の学生からインバウンド対応におけるアイデアを募集し、サービス展開への応用も検討しているとのことです。
(画像はゆこゆこホールディングスのホームページより)
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▼外部リンク
ゆこゆこホールディングスのプレスリリース
http://www.yukoyuko.co.jp/press/news.php?id=36
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