【最新版】2018年 WeChatアップデートまとめ:3大アプデでなにが変わった?年末のバージョン7のローンチでデザインも一新!

【最新版】2018年 WeChatアップデートまとめ:3大アプデでなにが変わった?年末のバージョン7のローンチでデザインも一新!

クロスシー編集部です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新年一回目の更新は、中国で知らない人はいない「WeChat」の2018年末最新アップデートをメインに、昨年中のアップデートをまとめます。

WeChatとは? 2018年末の最新、大幅なデザインアップデート

WeChatとは、ご存知メッセージングアプリです。厳密には中国版の「微信(Weixin)」と国際版の「WeChat」が存在しますが、本編では「WeChat」の呼称で統一します。両者ともほぼ同じ画面設計と機能を有し、2019年1月6日現在、どちらもバージョン7が最新版です。

基本機能は以前の記事にてご紹介しましたがチャット機能やSNS機能だけでなく、タクシーの呼び出しやシェアサイクルの利用、ECサイトの商品検索、レストランはじめ各種施設の口コミ検索と予約まで行うことができます。さらには、それらの支払いをWeChatに備わった決済機能「WeChat Payment」で完了できることが特徴です。

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2018年末の「バージョン7」へのアップデート3点

12月21日、WeChatはバージョン7をリリース。メニューに大きな変更はありませんが、画面のデザインが大きく変更されました。これまでと異なり白を基調としている他、チャット画面のメニューが太く濃く表示されます。

▲iOS版、バージョン7.0.1のもの
▲iOS版、バージョン7.0.1のもの


1. 「時刻視頻」…WeChat版「ストーリー」

WeChat版の「ストーリー」です。アップロードした画像は、友達としてつながっているアカウントにのみ、24時間限定で公開されます。

アップロードの操作はInstagramなどと同様です。「本人」画面の右上に、このアップデートで新たに設置されたカメラアイコンをタップし、すでに撮影した動画あるいはカメラを起動し撮影した動画(縦向き、15秒まで)をアップロードします。動画には音楽や文字、スタンプを追加できます。

▲今回の機能追加で新たに設置されたカメラボタン(赤枠)
▲今回の機能追加で新たに設置されたカメラボタン(赤枠)

画像はhttp://tech.qq.com/a/20181221/012207.htmより

この動画を、友達となっているユーザーは会話スレッドやアカウントのトップページから閲覧できます。「いいね」の代わりに「バブル」をタップし、閲覧したことを伝えることもできます。自分で確認する場合は、「本人」ページの「カバー画像」に当たる部分に表示されるので、その部分をスライドすると再生されます。「自分の投稿」からも確認できます。

2. 「好看」

WeChat内で閲覧したコンテンツに、「いいね」に代わって新たに「好看」のボタンが設置されました。「好看」は直訳では「キレイ(見た目が良い)」という意味ですが、ここではWeChat内でコンテンツの面白さを端的に表すためのキーワードとなっています。この新機能により、自分の友人が「好看」したコンテンツが「看一看」(トップストーリー)の中に表示されます。 

▲「看一看」(トップストーリー)のレコメンド記事
▲「看一看」(トップストーリー)のレコメンド記事

これまでも、自分が気に入ったコンテンツについては「朋友圏」(モーメンツ)にシェアすることで、自分の友人や自分のトップページを訪問するユーザーにお薦めすることができましたが、「いいね」したコンテンツを友人に通知する機能はありませんでした。

今回の機能の追加では、「いいね」にかわり設置された「好看」のボタンを押すだけで、友人の「看一看」のページにその記事が表示されます。また、何人の友人がそのコンテンツをお薦めしているかも確認できるので、話題性に関心が高まることもあるでしょう。コンテンツの拡散が後押しされることが予測されます。

※看一看は、2017年の5月に開始された機能。友達のオリジナルの投稿や記事のシェアが表示される「朋友圏」と異なり、WeChatによるおすすめのコンテンツが表示されます。おすすめされるコンテンツは、自分の友達の閲覧動向も加味して選定されています。

▲「看一看」の「おすすめ」タブ(バージョン7)
▲「看一看」の「おすすめ」タブ(バージョン7)

3. ユーザーのトップページに「通話」ボタンが新設

これまではチャットスレッドを立ち上げてからしかメニューが現れなかった「通話」ボタンが、ユーザーのトップページにも設置されました。音声通話、ビデオチャットの利用頻度が上昇していることも考えられます。

▲新たにユーザーのトップページに設置された「音声&動画呼び出し」
▲新たにユーザーのトップページに設置された「音声&動画呼び出し」


そのほかの2018年のアップデート

(1)閲覧中の記事を縮小表示させ、閲覧と同時にチャット機能を起動可能に。

(2)公式アカウントのうち、「定期購読アカウント」の配信フォルダ内のデザインが変更。

 
▲上部に「よく閲覧するパブリックアカウント」
▲上部に「よく閲覧するパブリックアカウント」


(3)利用したことのあるミニプログラムが、アプリ立ち上げ画面の上部に表示されるようになった。

 
▲上部の丸いアイコンは最近利用した「ミニプログラム」
▲上部の丸いアイコンは最近利用した「ミニプログラム」

まとめ 〜2019年も生活必需品であり続けるWeChat、積極的なインバウンド集客への活用を〜

ご紹介したように、WeChatは2018年内に複数のアップデートを行い、特に年末のバージョンアップでは大幅なデザイン変更や新規機能の追加も行いました。ストーリー機能はクローズドな人間関係を重視する需要を、通話ボタンの設置は音声通話への需要の高まりを反映しているといえるでしょう。こういったアップデートからも、中国人のライフスタイルが見えてくるのではないでしょうか。

また「好看」の機能により、これまで注目されていなかったが価値のあるコンテンツがコミュニティ内で拡散されるという現象が起こりそうです。公式アカウントから発信したコンテンツの拡散性が高まるとみられ、インバウンドマーケティングにおいても公式アカウントの活用がさらに重要となっていくでしょう。

パブリックアカウントは2018年6月の時点で2000万アカウント存在し、8億ユーザーがこの機能を活用しているというデータがあります。同じく昨年6月までの時点で、100万件を超すWeChatの「ミニプログラム」が発表されています。ミニプログラムを利用することで、WeChatのアプリの中で、ゲームやECなど様々なサービスを展開することも可能です。

すでに全世界で10億を超えるアカウントを有するWeChatですが、2019年も引き続き中国人の生活の各所に登場することになりそうです。CRM(顧客関係管理)や広告など、インバウンド市場での訪日中国人観光客の集客に生かすべき機能が多数あります。最新情報を把握しながらの積極的な活用が必要といえるでしょう。

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<参考>

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この記事の筆者

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株式会社クロスシー編集部。中国語圏向けに日本情報の提供をするインターネットメディア運営・レップ事業を展開すると共に、訪日観光客向けのマーケティング・ソリューションを提供しています。日本の観光立国を実現すべく、メインターゲットとなる中華圏への観光情報、サービス、商品について、日中間の情報格差を埋め、観光客にとって最高の日本体験の提供を目指しています。