広告色なし・ユーザー目線の情報発信が中国人の心を掴む!/中国SNS対策での新提案「クロスシー アンバサダー」活用事例をご紹介

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こんにちは、クロスシー編集部です。

中国向けのインバウンド対策として、SNSの運用に力を入れている事業者も増えています。自社商品の魅力を届けるのは重要ですが、受け取り手の感性にそぐわない情報は時に広告らしさを感じさせてしまい、ユーザーのアカウントへの関心をそいでしまうこともあります。

本編では、中国SNSの特徴や運営のコツのおさらいと、クロスシーがネットワークする「アンバサダー」と呼ばれる日本全国の中国人クリエイターについて紹介します。

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中国主要SNS「Weibo」「WeChat」の特徴おさらい、継続的なコンテンツ配信の重要性

中国で現在主要なSNSと言えば、中国版TwitterであるWeibo、そして全世界で10億ユーザーがいるメッセージングアプリWeChatがあります。WeChatには決済機能「WeChat Payment」の機能が備わっており、店頭に導入すればCRM(顧客関係管理)にも利用できるのが特徴です。

WeiboWeChatにはキャンペーンの機能も備わっており、フォロワー数や認知の拡大といった目的に合わせて活用できます。

なぜWeChatは10億人以上のユーザーを獲得したのか?/「チャット」にとどまらず『衣食住行』のニーズに対応&『Wedocrm(微答)』とい

こんにちは、クロスシー編集部です。 中国での日常的なコミュニケーションに欠かせないWeChat。メッセージのやり取りだけでなく、商品等の購入といった決済にも利用できるのが大きな特徴です。本日はこのWeChatを用いたCRM(顧客関係管理)について紹介します。 関連記事WeChatのミニプログラムとはWeb版のWeChatの使い方 [cta_toc_upper_banner] 目次 なぜWeChatが生活基盤に?「決済機能」と「サードパーティツール」が中国人の生活を変えた 決...

またWeiboWeChatには「公式アカウント」の機能があり、WeChatの場合はそのアカウントをフォローする個人のチャットスレッドに新着メッセージとして情報を配信することが可能です。過去の記事もさかのぼって参照できるため、上述したようなSNSの活用にあたっては、普段からのコンテンツの配信が重要になってきます。

過去記事の中に、ユーザー自身の好みやニーズとマッチするコンテンツがあると、フォローにつながったり、またユーザーが自分の友人に紹介したりする動機づけとなるからです。 

▲WeChatのチャット一覧に並ぶ公式アカウント。購読アカウントのフォルダ(赤枠)とサービスアカウント(青枠)がある。購読アカウントを選択すると、フォローしている購読アカウントの記事が並ぶ。
▲WeChatのチャット一覧に並ぶ公式アカウント。購読アカウントのフォルダ(赤枠)とサービスアカウント(青枠)がある。購読アカウントを選択すると、フォローしている購読アカウントの記事が並ぶ。

こういったコンテンツは、誰が作成するのかがもっとも重要です。現在インバウンド施策を打っている事業者であれば、社内に中国語を母語とするスタッフもいるかもしれませんが、ではSNSのコンテンツ制作はそういった社内のリソースで対応するのが得策なのでしょうか?

実はこの点は、2つの理由から「ベストな選択とは言えない」場合が多いのです。

1つ目の理由として、内製する場合に時間的な制約があるということが考えられます。中国のSNSでは、長文と複数の写真のコンテンツが好まれる傾向にあり、制作にある程度の時間を取られます。この時間を社内の人間で捻出するのは容易ではないでしょう。

また、2つ目の理由として、母語が中国語だからといって、自社のターゲット層となる中国人にささるコンテンツを作れるかというとそうもいきません。例えば日本人が全員、母語が日本語だからというだけでLINEのアカウント運営を担当することができるかと聞かれれば、そうもいかないのではないでしょうか。それと同じことが、中国人担当者にも言えます。

また付け加えるならば、「広告色」も中国人SNSのユーザーからは敬遠される一要素です。第三者の目線で商品やサービスに向き合い、そこから表現される正直な感想をこそユーザーは求めています。

日本全国で活躍する「アンバサダー」とは? CAP(Cross C Ambassador Program)ではコンテンツを継続的に提供、導入実績も多数

前段で見てきたような「広告色のないコンテンツ」を作成できる中国人を見つけ出すことは、多くの事業者にとって難しいことではないでしょうか。

当社(クロスシー)では約2年前より「アンバサダー」と呼ばれる在日中国人のメンバーを、全国40の都道府県にネットワークしています。当社のプロモーション事業の一つである「CAP(Cross C Ambassador Program)」では、現在800名以上を数える彼らアンバサダーの協力により、テーマに沿った写真・文章・動画といった形式でコンテンツを作成します。

SNSアカウントから配信されるそれらのコンテンツは、アンバサダー自らのこだわりや感性を基軸に形成されるため、広告色なく自然と商品や観光スポットをお薦めすることができます。

▲アンバサダーが観光した先や、日常の光景を紹介するコンテンツ。こちらの例はWeChatの公式アカウントで配信されたもの
▲アンバサダーが観光した先や、日常の光景を紹介するコンテンツ。こちらの例はWeChatの公式アカウントで配信されたもの

このプログラムはすでに複数の案件で稼働実績があり、そのコンテンツの仕上がりの水準だけでなく、独自性に高い評価を与えられています。

アンバサダーが紹介するのは、商業施設での日本商品だけでなく、コト消費や日本文化の紹介まで多岐にわたります。こういった記事は、通常の記事と比べても閲覧数、コメント数、いいねとうの数値が格段に上がっています。

まとめ 〜SNSで高まるコンテンツの重要性、アカウント運営ではファンからの信頼をつかみとることが大切〜

SNSでのユーザー(見込み客)とのコミュニケーションで大切なことの一つに「読み手にとって有益と感じられる情報を届ける」ということがあります。ユーザーの目線で情報を収集、整理、発信できる「アンバサダー」の価値は、SNSの地位向上と連動して高まっていくでしょう。

CAPでは、こうした当社の強みの一つである人的ネットワークの価値が最大限発揮されています。インバウンド施策としてSNS運営の導入を検討する際には、ぜひコンテンツの制作といった視点も忘れず、よりユーザーのロイヤリティ(直訳は「忠誠心」、ファンの会社やブランドに対する信頼度)が高まる運営を目指したいものです。

訪日ラボ 最新版インバウンド情報まとめ

訪日ラボおすすめの記事をご紹介します。

永山卓也氏・mov共著『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』8月5日発売


訪日ラボを運営する株式会社movは、株式会社ユニットティ 代表取締役で、日本初のGoogle ビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパートとしても活躍する永山 卓也氏とともに、Googleビジネスプロフィール専門の解説書『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』を青春出版社より8月5日から発売いたします。

本書は、小売・飲食・宿泊業、観光業のマーケティング、マネジメント支援を中心に豊富な支援実績を持つ永山氏、そして口コミ対策・ローカルSEO(MEO)、インバウンド領域に知見を持つmovがタッグを組み、Googleビジネスプロフィールに関わる店舗集客施策を解説したものです。

全国の書店及びAmazonなどのオンライン書店、電子書籍での販売を予定しております。事前予約については以下のページをご確認ください。
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【インバウンド情報まとめ 2024年7月前編】「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

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この記事の筆者

株式会社クロスシー

株式会社クロスシー

株式会社クロスシー編集部。中国語圏向けに日本情報の提供をするインターネットメディア運営・レップ事業を展開すると共に、訪日観光客向けのマーケティング・ソリューションを提供しています。日本の観光立国を実現すべく、メインターゲットとなる中華圏への観光情報、サービス、商品について、日中間の情報格差を埋め、観光客にとって最高の日本体験の提供を目指しています。

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