【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
訪日外国人観光客に人気のアクティビティ5選
1. 和太鼓体験
チームラボとのコラボレーションでも話題になった「DRUM TAO」をはじめとして、日本の和太鼓パフォーマンスは海外でも高く評価されています。海外でも公演が頻繁に行われているため、「日本に行ったら自分で和太鼓を叩いてみたい」という訪日外国人のニーズもあるようです。
東京都渋谷区には、「TAIKO-LAB青山」という和太鼓教室があり、体験プログラムも行っているということです。
2. 和紙づくり・藍染体験
独特の手触りの和紙や、美しい色合いが魅力的な藍染は、日本特有の文化のひとつです。ハンカチなど簡単な藍染体験ができるところも増えてきています。
3. 茶道体験
東京都銀座にある「chazen」では、茶道体験プログラム(所要時間45分)を実施しています。中国語や英語対応が可能なスタッフもいるため、コミュニケーションがとれないことへのストレスもありません。
4. 華道体験
茶道と並び、華道も日本を代表する文化のひとつです。体験教室の中には茶道と華道をセットで体験できるところもあります。日本の「おもてなし」を存分に感じられると、多くの訪日外国人観光客から定評があります。
5. 折り紙体験
いまや折り紙は、「ORIGAMI」として世界中で知られています。
東京都文京区の「お茶の水おりがみ会館」では、日本ならではの折り紙体験ができます。「Origami Basics in English」という訪日外国人向けの折り紙講座も開講されており、英語で折り紙を教えてもらうことができます。
コト消費需要3大テーマ
1. 日本文化の生活体験
忍者・侍・着物・舞妓・相撲・茶道・華道・書道・座禅・陶芸など、日本文化の体験は強い需要があります。
2. ポップ・クールジャパン体験
ロボット教室、ロボットショー、コスプレ・メイド写真撮影などの先進技術やポップカルチャーを体験できるものです。
新宿歌舞伎町のロボットレストランでのロボットダンスやバトルショーも、訪日外国人観光客から高い人気を集めています。
3. 自然とローカルな体験
東京、富士山、京都、大阪といったゴールデンルートはもちろん、地方都市の需要も年々増加しています。昔ながらの田園風景や花畑、伝統的建造物がしっかり残っている京都の古い町並みといったその土地ならではの景観を楽しんだり、かまくら、釣り、果物狩りなどのローカルな体験はブームとなっています。
まだまだある! 訪日外国人観光客に人気の体験型コト消費
- お祭りや伝統行事を楽しむ
- 温泉、銭湯に行く
- 旅館に泊まる
- 懐石料理を食べる
- カラオケ
- 小さな村を訪れる
- 日本の庶民の味、ご当地グルメを堪能する、お寿司、ふぐ、お弁当
- 日本の伝統芸能を楽しむ
- 満員電車を見る
- デパ地下巡り
- 家電量販店に行く
- 盆栽体験
- 食品サンプルづくり
- 寿司作り体験
まとめ
自社で提供しているアクティビティを1人でも多くの訪日外国人観光客に利用してもらうためには、TwitterやInstagram、FacebookといったSNSをうまく活用する必要があります。フォロジェニックな写真を撮影してInstagramにアップするだけで、言葉が通じなくてもビジュアルだけでサービスの魅力を伝えることができるからです。
「誰に」「どんな体験を提供するか」「どうやって発信するか」など常にターゲットを意識して、訪日外国人観光客が知らない日本の魅力をアプローチしていきましょう。
<参照>
- コト消費ラボ:【モノからコト消費へ】地域が潤うインバウンド体験型プログラム・コンテンツの作り方
- IKUSA:インバウンド観光客におすすめの体験型アクティビティ20選!日本文化を楽しもう
- Wrap:360度写真映えするアクティビティーで素敵な思い出作りを!
- 世界最大級の和太鼓教室 TAIKO-LAB青山
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お茶の水おりがみ会館
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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