訪日外国人の行き先第1位は日本人も大好きな夢の国!?東京だけじゃない日本の人気スポットって?

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インバウンド需要が右肩上がりに伸びている昨今、訪日外国人観光客を見ない日はないほどです。観光庁の調査によると2018年の訪日外国人数は初めて3,000万人を超えたということです。

2020年開催の東京オリンピックに向けて、訪日外国人観光客がますます増えることが予想されます。訪日外国人日本の何に興味を持ちどこに魅力を感じどんな体験をしているのでしょうか?



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訪日外国人観光客の行き先はゴールデンルート?

訪日外国人観光客が訪れる地域の1位は「東京」

観光庁がおこなった「訪日外国人消費動向調査都道府県別出入国空港状況」によると、訪日外国人観光客が訪れている地域は東京都」「千葉県」「大阪府」「京都府といったゴールデンルートです。このほか、スノーリゾートが豊富な北海道台湾中国韓国香港から2時間足らずでアクセスできる沖縄県神奈川県」「福岡県といった地方都市もランクインしています。

「東京ディズニーリゾート」

訪日外国人観光客の行き先で人気なのはやはり、東京ディズニーリゾートではないでしょうか。2017年、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)を大幅に拡張する方針を発表しました。訪日外国人観光客の獲得に向けて3億円を投資しています。

このほか、富士五湖の中で最大の面積を持つ山梨県への流れも強まっており、富士山目当ての訪日外国人観光客が多いと想定できます。

訪日回数が増えるほど地方に強い関心を持つ

日本を訪れる回数が増えるほど、着物体験や農業体験、大自然を満喫できるサイクリングなど、地方都市に強い関心を持つようになります。日本の商品を買い尽くしてしまったリピーターは、お金では買えない「体験」という価値に旅行の醍醐味を感じているのではないでしょうか。

そのため、地方都市の飲食店テーマパークホテルでは、訪日外国人観光客の満足度を高める「語学の強化」「地元自治体と連携したイベントやサービスの提供」といった対策が必要不可欠です。

「日本=東京」ではなくなっている

数年前までは「日本=東京」が主流だったインバウンド市場の需要も、時代の流れとともに確実に変わっています。今までは満足してもらえていたサービスでも、同じように価値を提供できるとは限りません。

訪日外国人観光客の行き先はテーマパークや観光施設だけではない!

厳島神社(広島)

続いてご紹介するのは、広島県廿日市市宮島にある厳島神社です。平安後期の1168年に、有名な武将、平清盛の援助によって建てられたと言われています。1996年には、世界文化遺産にも登録され、日本を代表する観光スポットとして国内のみならず、毎年多くの訪日外国人観光客が足を運んでいます。

多くの人々を魅了する厳島神社の最大の特徴は、海の上に浮かぶように建てられた幻想的な社殿と朱塗りの大鳥居です。満潮時には海の上に浮かんで見える社殿は、潮が引いている時間帯になると大鳥居の真下まで歩いて渡ることができます。また、夜には遊覧船の上から暗闇の中に浮かび上がる、大鳥居を一望できます。ライトアップされた大鳥居は幻想的で、昼間とはまた違った美しさです。

高さ634m!世界一の高さを誇る東京スカイツリー

高さ634mと世界一の高さを誇る東京スカイツリーは絶対に外せないスポットです。スカイツリーのふもとにある商業施設「東京ソラマチ」には、レストランや雑貨屋などが軒を連ねます。また、展望デッキからは眼下に広がる東京の街並みを一望することができます。高さ634mからの眺めは迫力抜群です。

月島もんじゃストリート

東京都中央区月島は、もんじゃ、鉄板焼き、お好み焼のお店が軒を連ねる「もんじゃストリート」として有名な地域です。ちなみにもんじゃとは、水溶きした小麦粉を鉄板で調理して食べる東京近郊のローカルフードのことです。

まずもんじゃストリートの入り口にある「月島もんじゃ振興会協同組合」で、1,100円の食事券を買います(月島もんじゃ振興会協同組合加盟店でのみ利用可能)。通常価格から1割安い価格帯でお得にもんじゃ焼きを楽しめます。羽海野チカ原作の人気漫画『3月のライオンの舞台となった有名な「もんじゃ太郎」では、店員の方が目の前でもんじゃを焼いてくれます。極小ヘラを使って外側から少しづつかき取るよう食べるのがポイントです。もんじゃをヘラで鉄板に押しつけ、おこげを作るとサクサクした食感を楽しめます。

高野山(和歌山)

和歌山県伊都郡高野町にある高野山も、訪日外国人観光客から人気を集めている観光スポットのひとつです。およそ1200年以上も前に、歴史に名を残す平安時代の僧侶である空海が開いた“天空の都市”と呼ばれています。

周囲が峰に囲まれた盆地には117もの寺院があり、うち52寺が宿泊者を受け入れる宿坊寺院です。伝統の精進料理をはじめ、座禅、写経、読経といった貴重な修行体験ができると、毎年多くの参拝者が訪れています。利用者の口コミでも、自然に囲まれた静かな環境のなかで、日常から離れて心安らぐ時間を過ごせる」と高評価です。

まとめ

日本政府は、2020年までに訪日外国人観光客数4,000万人を目標に掲げていますが、首都圏や大阪、京都だけではこの人数は到底まかないきれません。47都道府県それぞれへのリピート率を伸ばしていくことで、目標を達成できるはずです。


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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
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  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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