日本の「おもてなし」文化に驚く訪日外国人が多いようです。普段日本で暮らしている私たちがなかなか気が付きにくい、日本のおもてなし文化。
では、日本を訪れる訪日外国人観光客が感じる「日本のおもてなし」には、どのようなものがあるのでしょうか? 訪日外国人観光客に喜ばれる「真のおもてなし」についても考えていきましょう。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)訪日外国人観光客が驚いた日本のおもてなし
訪日外国人が驚く日本の「おもてなし」を5つご紹介します。
電車が数分遅れただけでも謝罪アナウンスが流れる
日本の交通機関では、数分の遅れでも丁寧な謝罪アナウンスが流れます。私たちにとってはごくごく当たり前のことですが、訪日外国人観光客は非常に丁寧なサービスだと感じます。また、駅のホームの電光掲示板に「運転見合わせ」「遅延」などのテロップが流れることも、訪日外国人観光客が驚く日本のおもてなしのひとつです。
本数も多く時間も正確
列車の遅れを謝罪するアナウンスに加え、電車やバスの到着発着時間が時間に正確であること、本数が多いことも、訪日外国人観光客が「日本は素晴らしい」と感じる魅力のひとつです。
デパートのおもてなし
デパートの入口で店員が一斉に「いらっしゃませ」と深くお辞儀をしながら挨拶すること、エレベーターガールがいることも日本ならではです。エレベーターに乗ろうとすると、行き先を訪ねてくれたり、行き先フロアを押してくれたりするのも、顧客に対して心をこめた接待やサービスを重要視する日本の特徴です。
暖房便座
洗浄機能もさることながら、暖房便座のあたたかさは、訪日外国人にとって感動の心地よさだといいます。
観光地のトイレ事情
訪日...
飲食店でのおしぼりサービス
諸外国のレストランでは、乾いたナプキンを渡される場合がほとんどです。しかし、日本の飲食店では、必ず濡れたおしぼりが一人1枚に渡されます。これも、訪日外国人観光客かが驚く日本のおもてなしのひとつです。
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本当のおもてなしとは?
2018年の訪日外国人数は史上初めて3,000万人を突破しました。また、東京オリンピックが開催される2020年には、4,000万人の訪日外国人観光客を迎え入れることを目標を掲げています。
こうした流れを受け、日本全国では、民泊の活用をはじめ、道路や駅構内の案内標識に多言語を導入する、分かりやすい地図記号の変更、観光ビザの緩和など、訪日外国人観光客を迎える対策を着々と進めています。
しかし、本当のおもてなしとは、相手の意図を汲み取ること、言葉の向こう側にある"心"を感じることです。相手への気配りはもちろん、裏表のないおもてなしは、誰から見ても好印象に映るものです。コミュニケーションを取りづらい言葉の壁がある訪日外国人観光客が感じる“心地よいおもてなし”を提供するには、どうすれば良いのでしょうか?
訪日外国人の国柄や宗教に気遣う気持ちや思いやりが必要
文化も国籍も食べるものも言語も違う訪日外国人観光客に喜ばれるおもてなしとは、相手の国柄や宗教を最大限に配慮した思いやりです。たとえば、飲食店ではお料理に使用している材料を絵文字で表記する、写真付きのメニュー表を置く、ビーガン専用のメニューを用意するなどが挙げられます。
飲食店・ホテルのインバウンド対策として知っておきたい 宗教別に見る「食べてはいけないもの」一覧表
近年増えている訪日外国...
文化や宗教の関係で食べられるものが制限されている訪日外国人観光客にとって、こうしたきめ細かやか気配りは嬉しく感じます。また、相手の国籍に合わせた言語で挨拶をするのも、「自分たちのことを理解しようとしてくれている」と思ってもらえます。
「日本の店員は親切」「外食したときのサービスがいい」「料理の美しさにおもてなしの心を感じる」「財布を忘れた時警察がお金を貸してくれた。母国ではありえない」というように、訪日外国人はさまざまな場面で「おもてなし」を感じているようです。
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おもてなし文化で良い思い出作りを
当たり前に過ごしていてなかなか気が付きにくいことも、訪日外国人観光客にとってはすばらしい日本ならではの文化だと感じるのです。おもてなしには色々な意味がありますが、一番大切なのは相手のことを思いやる気持ちだといえるでしょう。
- マイナビニュース:日本の「おもてなし」ってどう? 日本在住の外国人に聞いてみた
- LIVE JAPAN:「世界よ、これが日本のサービスだ」外国人が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは
- Rakuten Infoseek News:【実話】日本を訪れた外国人が本気で感動する12のこと
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