外国人向け園内案内看板の多言語化が急務
2019年1月29日、環境省自然環境局新宿御苑管理事務所と大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、商用電源が不要で災害発生時停電状態でも太陽光のみで稼働する「環境配慮型屋外液晶デジタルサイネージ」(以下、同サイネージ)の実証実験を2019年2月から開始すると発表しました。
新宿御苑は、1949年に一般公開されて以降、多くの来園者が利用していますが、2017年には約半数が外国人来園者であるため、外国人向け園内案内看板の多言語化が急務です。
また、新宿御苑は東京都(新宿区・渋谷区)の広域避難場所となっており、近年増加する地震などの災害に対して、災害情報や避難場所等のタイムリーな情報を多言語で発信することも求められています。
環境配慮型屋外液晶デジタルサイネージの概要
同サイネージは、DNPが開発を進めているもので、太陽光発電のみでデジタルサイネージを稼働できるため、電源を確保できない場合や、災害により停電状態となっても災害情報や避難情報を表示することができます。
さらに、従来の、屋外に設置する液晶デジタルサイネージは、直射日光下での見やすさの観点から、電力消費の大きい高輝度ディスプレイが必要でしたが、同サイネージは、ガラス密着型ディスプレイを搭載しているため、低消費電力でも対応可能であり、環境配慮と視認性の両立を実現しました。
また、今回の実証実験では、DNPサイネージ配信管理システム「SmartSignage(スマートサイネージ)」を活用し、平常時には園内の施設概要や見どころマップや新宿エリアの天気予報などを表示し、災害発生時には、緊急地震速報のほか、災害の状況や避難場所等の情報を、タイムリーに多言語で提供します。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
大日本印刷 ニュースリリース
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1190793_1587.html
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