東京の観光地のひとつである秋葉原は、日本のアニメ・マンガなどのサブカルチャーなど、いわゆる「オタク文化」の中心地として、近年海外から熱い視線を集めています。
それもあって秋葉原にはアジアや欧米などさまざまな地域から多くの訪日外国人観光客が訪れています。ここでは、多くの外国人観光客が秋葉原に注目する理由や、特に人気の観光スポットについて紹介します。
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外国人観光客に大人気の秋葉原
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秋葉原に来た外国人観光客は何を楽しんでいるのか?
秋葉原を訪れた訪日外国人観光客は、何を楽しんでいるのでしょうか。LIFE PEPPERの調査によると、秋葉原を訪れた訪日外国人の目的は「家電の買い物」「アニメ・漫画等アブカルチャー」「オタクの発信地「秋葉原」の体験」の3つに分けられます。
1. 家電の買い物
調査によると、中華圏からの旅行者のうち27.5%が、「家電の買い物」を目的として秋葉原を訪れたと回答。
秋葉原は家電が安く買える「電気街」というイメージが昔からあります。日本の家電を購入し自国に持って帰って高く売るという、いわゆる「爆買い」目的で来る外国人観光客が、多くいるかもしれません。
2. アニメ・マンガ等サブカルチャー
秋葉原は電気街というイメージと共に、アニメや漫画などサブカルチャーの中心地というイメージをもたれています。調査結果でも、アニメ・漫画、ゲーム等サブカルチャー関連の買い物が、非常に高いことが分かりました。
海外で日本のアニメやマンガを知って、その文化の中心地を見てみたいと訪れる観光客が多いのではないでしょうか。
3. オタク文化の発信地「秋葉原」の体験
世界中からオタク文化の中心地として人気のある秋葉原。その秋葉原で人気のあるスポットはどこなのでしょう。「秋葉原電気街」「東京アニメセンター」「秋葉原ガチャポン会館」の3つを紹介していきます。
1. 秋葉原電気街
昭和から家電の小売店やアマチュア向けの電気部品が立ち並んでいた秋葉原のエリア。現在ではパソコンやスマートフォン、家電などの電気関連商品を扱う約500店がひしめきあう電気街になっています。
海外からも「アキバ」と呼ばれるほどの人気ぶりで、最近では日本家電を購入する目的で訪れる外国人観光客が多いそうです。
2. 秋葉原ガチャポン会館
ガチャポンも日本の文化のひとつになっています。そのガチャポンが壁一面に設置されているのが「秋葉原ガチャポン会館」。
店内には430台のガチャポンが並び、毎月50タイトル程の新作が入荷され「ガチャポンの聖地」として人気があります。
日本の文化が楽しめるユニークな施設として、外国人観光客にも人気の観光スポットとなっています。
トリップアドバイザーランキング2位「アキバフクロウとは?」
次に旅行情報サイト「トリップアドバイザー」でランキング2位の観光スポット「アキバフクロウ」についてご紹介。アキバフクロウとは秋葉原駅から徒歩2分ほどにある「フクロウと触れ合うことができるカフェ」です。
駅から近い立地の良さや、ユニークなコンセプトから、平日の昼間でも予約が埋まってしまうほど。多くの外国人観光客から人気があります。
1. 外国人観光客の口コミは?
トリップアドバイザーの口コミを見ると、
「初のフクロウカフェですが、最高に癒やされます。 また、フクロウファーストの姿勢にとても良い印象を持ちました。 予約制でゆったり、ゆっくり触れ合えることもポイント高いです。」
「7歳の息子が最近ハリーポッターにハマっており、フクロウと触れ合いたいとのことでこの度来訪しました。初めての体験のためドギマギしていましたが、白が基調の清潔感のあるカフェで、丁寧に対応していただき楽しく過ごすことができました。色々な種類のフクロウさんがいましたが、大きめのフクロウさんはあまり触られるのが好きではない印象を受けました。小さいフクロウさんは触ることができますが、額を人差し指でゆっくり触る程度でナデナデは出来ません。」
「カワイイフクロウさんたちに癒されながら、マッタリ時を過ごしたい方にはオススメです。お子様連れの方は、子供が苦手なフクロウさんもいるので気をつけて下さい。最後にフクロウさんと一緒に撮った写真をいただき、いい思い出になりました。」
と非常に評価が高く、小さな子どもから大人まで楽しめるカフェになっています。
2. なぜインバウンドに人気なのか?
ではなぜ「アキバフクロウ」は外国人観光客に人気なのでしょうか。理由は「動物コンテンツの利用」「予約システムの工夫」「Instagramによる情報発信」です。
近年インバウンド対策で「動物」を活用するケースが増えてきています。奈良公園の鹿がYouTubeで人気になったり、和歌山県では猫の駅長である「たま駅長」をプロモーションして集客を狙った結果、香港から観光客が殺到したりと、動物を活用し知名度をアップするケースが多く見受けられます。
このように動物コンテンツは集客しやすく、秋葉原という立地条件も重なり人気になっていると考えられます。
またアキバフクロウの公式サイトでは英語・繁体字・日本語の3カ国で情報を発信し、オンライン上でスムーズに予約が完了する仕組みを整えています。外国人観光客にとって、店を予約する際に言葉の障壁がないことが、集客力を高めているのではないでしょうか。
またInstagramの公式アカウントを運用していることも、海外に発信できている要因のひとつでしょう。
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まとめ:「秋葉原」が外国人に人気の理由はサブカルチャーとインバウンド対策だった!
マンガやアニメなど、日本のサブカルチャーの中心地である秋葉原には、世界各国から好きなアニメのグッズを手に入れたり、日本のサブカルチャーを体験してみたいという目的で訪れる人が多くいます。
またインバウンド対策も功を奏し、人気観光スポットのひとつになりつつあるのです。
今後も秋葉原は、どんどん人気が高まってゆくのではないでしょうか。
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