訪日外国人客が増加する中、通訳を通じて旅行のサポートをしたり、観光地や文化を案内したりする「通訳案内士」に注目が集まっています。東京オリンピック・パラリンピックまでに外国人客4000万人を目指す政府は、インバウンドへのおもてなしの切り札として、国家資格がなくてもガイドができるよう法改正を行いました。
しかし、最近では悪質な無資格ガイドが一部出現していると言います。関係者からは「数だけでなく、質を担保できなければ意味がない」と指摘する声も上がっています。
このように「言葉の壁」に関する悩みは、外国人観光客にとってもインバウンド事業者にとっても尽きないものです。そこで今回は、「通訳」ソリューションについて「2019年上半期最新版インバウンド業界カオスマップ」から棚卸しし、おすすめの通訳業務を行う企業を紹介します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
【インバウンド業界トレンド】通訳業務の需要が増加!
訪日外国人の増加によって、店舗で訪日外国人と接客する場面や商談シーンで通訳が必要なケースが増えてきています。通訳専門の企業の力を借りておもてなしレベルをアップさせましょう。
おすすめの良質な通訳企業 5選!
訪日ラボにて提供している「2019年上半期最新版インバウンド業界カオスマップ」から「通訳業務」を棚卸しし、おすすめの通訳業務を行う企業を5つ紹介します。
1.日本コンベンションサービス株式会社
国際会議からビジネスセミナーまで、幅広い分野で実績があります。国際的な外交の舞台で培ったグローバルレベルの通訳品質を、お客様のニーズに合わせて提供します。
英語だけでなく、中国語、韓国語、ドイツ語、ロシア語、アジア言語など、世界の公用語カバー率は99%以上です。業界トップクラスの2000名以上の通訳者が登録し、分野ごとに専門性の高い通訳者が手配できます。JCSのコーディネーターがお客様と通訳者の間に入り、品質面と柔軟性に長けた通訳サービスを提供します。
2.みえる通訳
「みえる通訳」は、タブレットやスマートフォンを使い、いつでもどこでもワンタッチで、通訳オペレーターにつながりお客様との接客をサポートする映像通訳サービスです。日本語と外国語が話せる専門の通訳スタッフと、Face To Faceでお互いの顔や表情を見ながら会話が出来ますので、微妙なニュアンスや機械では判別が難しい内容も認識できます。
また、通訳コールセンターは、24時間365日稼働していますので、いつでも利用できます。しかも利用料金は、何回利用しても費用が変わらない定額制のため安心して利用できるサービスです。
3.株式会社スマートボックス
「どこでも通訳」はネイティブの通訳者が365日対応をサポートする通訳に特化したテレビ電話です。 深夜でも祝日でも、24時間365日いつでも、どこでもスマートデバイスに通訳者を呼び出すことができます。
画面の中の通訳者を介して、リアルタイムに外国からのお客様とのコミュニケーションをサポートします。また、料金プランについては、従量型・プリペイド型(業界初)を用意し、お客様のニーズに合った料金プランを選べます。
4.マースジャパン株式会社
マースジャパン株式会社では、インバウンド市場の拡大に伴う企業のニーズに対応する為、全国1500名のバイリンガル人材を組織化し派遣することで、クライアント企業の販売促進をサポートします。
マースジャパン株式会社は、営業と販売促進の専門アウトソーサーとして50年以上の経験と実績を持っています。そのため、外国人登用を行う企業が抱える「優秀な人材の確保」と「文化や習慣の違い」といった課題を、人材登用ネットワークに加え、充実した研修プログラムを整備することで解決します。
5.株式会社Oyraa(オイラ)
Oyraa(オイラ)は24時間365日 153言語対応 オンデマンド遠隔通訳アプリサービスです。音声やビデオによる遠隔通訳、通訳者が入るグループ会議、オンサイトによる現場通訳まで、様々な形での通訳の対応が可能です。
業界・業種の専門知識に長けたプロ通訳者をオンライン専属で提供します。スマホやタブレット端末から簡単な操作で即時に呼び出された専属通訳者が企業のビジネス現場における「言語の壁」越えを完全にバックアップします。初期費用、利用ID追加費用、専用端末は一切なし。月額固定費用がかからない「完全従量課金プラン」も用意しています。
まとめ:店舗にて外国人と接客する場面や商談シーンに、良質な通訳ソリューションを利用しましょう
外国人観光客が増加する中、今後益々、店舗にて外国人と接客する場面やインバウンド対応に関する商談シーンに通訳が必要になっていくでしょう。今回紹介したおすすめの通訳業者・ソリューションを利用して、インバウンドビジネスの場を広げてみてはいかがでしょうか?
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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