調理専門学校の留学生に聞いた
大阪にある辻調理師専門学校は、増加する留学生と「特定技能」の施行に伴い、外国人の意識を調査。6月10日に発表し、「特定技能」の認知度は34.2%となっています。
「特定技能」を取得して働きたい人は46.6%
現在、辻調理師専門学校で就学する外国人は202名、辻製菓専門学校は外国人173名で、留学生の割合は年々増加。アジア圏を中心に11ヶ国の生徒が学んでいます。
同調査は、今年度4月より入学した留学生234名を対象に実施しました。
外国人労働者の新たな在留資格「特定技能」について、「知っている」と応えた学生は34.2%。知らないと回答した学生のうち、「知りたい」と回答したのは76.0%になり、高い関心を示しています。
卒業後の進路について、「特定技能を取得して日本で働く」が46.6%、「自国で働く」が34.2%、「進学する」2.8%。「その他」は16.6%ですが、在留資格を知らなかったので迷っているという回答が多く見られました。
目的は日本文化の習得と教育レベル
就労を目的とした留学生は24.1%であり、留学の目的は日本文化への興味や教育の信頼性が重視されています。
学びたいジャンルについて、調理では「日本料理」との回答が70.2%。日本料理の考え方や食材の扱い方、食文化への関心が高いことが分かりました。
製菓では「洋菓子」が69.2%で、ヨーロッパの菓子を日本で定着・発展させていることに魅力を感じるなどの回答を得ています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
辻調グループ 辻調理師専門学校のプレス(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main
辻調グループの公式ホームページ
https://www.tsujicho.com/
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