訪日客の行動から分かる地域の施策
Vpon JAPAN株式会社は6月11日、北海道の大雪(たいせつ)カムイミンタラ観光園を訪れた外国人旅行者の動向分析を行っています。人物像や傾向が明らかになりました。
寒冷のイメージから、冬期観光に課題
北海道旭川市、上川町、東川町、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町を含む地域は大雪カムイミンタラ観光圏と呼ばれ、観光資源にも恵まれていますが、冬期シーズンの観光が課題となっています。
そこで、インバウンド施策につなげる目的で同社がビッグデータをもとに分析を行いました。
同地域を訪れる旅行者は、本州の主要都市や空港と札幌市、千歳市(新千歳空港)、富良野市などとの相関性が見られ、他の都市を平行して訪問していることが分かります。
ビッグデータで分かる外国人像
人物像を見ていくと、台湾人は都市部から、興味関心では教育カテゴリーが突出しており、教育熱心な母親がイメージされます。香港人は都心に住む男性ビジネスマン、金融カテゴリーの興味関心が高い傾向にあります。
中国人は、お土産のほかにインテリアや生活用品の購入も多く、ショッピングを楽しむ30代が想定されます。
これらを踏まえ、スノーリゾートに集客できる観光企画やプロモーション施策が考えられると報告しています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
Vpon JAPAN株式会社のプレスリリース
https://www.vpon.com/jp/about/news/56