聖地巡礼旅は世界的に人気な旅スタイル
株式会社四国銀行は2019年6月18日「新時代における遍路受入態勢のあり方~遍路宿泊施設の現状・課題等調査~」報告書を発表しました。
四国では現在、四国遍路の世界遺産登録に向けた活動を展開中です。もし実現した場合には、インバウンドの更なる増加も見込まれ、今後の受入態勢等の対策が重要となります。
今回の調査は、将来の世界遺産登録を見据えたものでもあり、遍路受入態勢の現状や課題を分析しました。

宿泊施設の整備が最重要課題
四国遍路をするインバウンド数は以前と比較して大幅に増加傾向にある一方、歩き遍路は年間約400人、遍路人数全体の約0.5%にとどまっていることがわかりました。
今や徒歩による巡礼旅は世界的ブームとなっています。それにもかかわらず、四国遍路に訪れるインバウンド数は海外と比べると決して多くはないといった現状があります。
インバウンドによる歩き遍路に関し、最大の困りごとは宿泊施設です。四国の宿泊施設の金額は海外の巡礼旅で利用する宿泊施設と比べて割高であるうえ、外国語対応もいまひとつと評価されています。WEBサイトの外国語対応だけでなく、インバウンドからの問い合わせについて、対応できない施設もあります。
今後、四国遍路ではインバウンド対策として、宿泊施設不足への対応、外国語対応等の受入態勢の整備、体験型・滞在型遍路への改革等、地域一丸となって取り組むことが重要と考えられます。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
株式会社四国銀行 プレスリリース
https://www.shikokubank.co.jp/
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