Tokyo Gaijins(トウキョウガイジンズ)とは?外国人による外国人のための旅行会社・英語・スポーツアクティビティ3選

インバウンド対策には、日本人が発信するメディアだけではなく、日本を好きな外国人が運営するよるメディアを参考にするという方法もあります。

そのひとつがTokyo Gaijins(トウキョウガイジンス)です。このメディアは、日本に住む外国人が外国人のために作ったサークルから始まったイベント・旅行会社です。

この記事では、Tokyo Gaijinsが行っている活動や、どのようなアクティビティやイベントが人気なのかをご紹介します。


Tokyo Gaijins(トウキョウガイジンス)とは

Tokyo Gaijinsは、さまざまなイベントやツアーを企画・運営する旅行会社です。国籍や性別に関係なく、誰でも気軽にアクティビティやイベントに参加することができます。

▲Tokyogaijinsトップページ
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外国人による外国人のためのサークルとして始まった

フィリピン出身のスポーツマン在日外国人のリッキー・ファリナス氏が代表を務めるTokyo Gaijinsは、在日外国人向けの「外国人による外国人のためのサークル」として始まりました。

スポーツやイベントなどを通して国の垣根を超えた友だちを作ることを目的とし、現在は、アウトドアスポーツを目的とするツアーの企画・運営のほか、スポーツ、パーティー、講演等各種イベントの企画、運営など、活動は多岐に渡ります。

イベントは英語で行われる

Tokyo Gaijinsの開催するイベントは、日本語が流暢に話せない人もいるため、ほぼ英語で行われます。

イベントなどの主なターゲットは訪日外国人(旅行者・在住者問わず)ですが、最近では英語を勉強している日本人の参加も多く、利用者の約20%は日本人が占めるようになってきています。

海外に行きたい人や海外の友達を作りたい日本人と、英語を話す日本人と友だちになりたいと思っている外国人にとって、とても貴重な出会いの場ともなっています。

人気のアクティビティ3選

Tokyo Gaijinsでは、バスケットボール、ラフティング、ハイキング、サーフィン、スノーボード、ゴーカートなど、さまざまなアクティビティを企画・運営しています。

今回は、そのうちの3つののアクティビティをご紹介します。

1. 富士山ハイキングツアー

日本一高い山、富士山へ登るハイキングツアーは7月から9月上旬まで毎日行われています。英語が基本のTokyo Gaijinsのアクティビティですが、このツアーは日本語で運営されています。

英語のガイドブックの提供と、英語と日本語を話すツアーコーディネーターの同行もあり、今までにかなりの数の外国人が参加しています。日本に住んでいる外国人が主な参加者です。

富士山ハイキングツアーのパッケージには、往復のバス・富士山8合目での宿泊・長いハイキング後の温泉が含まれ、ハイキングガイドやレンタル用品などオプションのサポートも可能です。

2. スキー/スノーボード

スキーシーズンには、毎週末に有名なスキーリゾートでのスキー/スノーボードイベントを開催しています。白馬、湯沢、妙高高原、志賀高原、ニセコなどに行くスキー/スノーボードツアーは初心者向けの無料レッスンコースなどもあり、家族連れにも好評です。交通機関と宿泊がセットになっているのも、在日外国人には嬉しいポイントです。

サンタのコスプレや会社員風にスーツを着て滑ったり、スキーの後のパーティーで思い切りはしゃいだりするのも楽しみの一つです。地元のお祭りや歴史的な建築物の見学、温泉でリラックスなど、日本でしかできない文化的な活動と組み合わせてイベントが進行します。

3. バスケットボール

Tokyo Gaijinsでは、週末と平日に定期的にバスケットボールのセッションを開催しています。港区にある港区労働福祉ホール、港区スポーツセンター、および東郷体育館で、5対5の屋内バスケットボールの試合をしています。バスケットボールを通じての友達作りに欠かせない活動です。

現在、バスケットボールのメーリングリストには、合計約1,200人のメンバーがいます。メンバーの約80%が世界中からの外国人で、約20%が日本人です。週末には平均18〜20人のプレーヤーが参加し、平日の試合には15〜18人のプレーヤーが参加しています。

中上級レベルのピックアップゲームのみを開催していますが、初心者から中級レベルのプレイヤーも無料で参加することができます。

外国人に人気、3つの理由

今では約5,000人のメンバーが登録しているというTokyo Gaijinsですが、外国人に人気の理由は何か、その理由について解説します。

1. 同じ興味を持つ人と出会える

Tokyo Gaijinsには、日本に住む、または訪れている外国人と、海外や英語に興味のある日本人が参加しています。海外に行って外国人の友達を作りたい人、または英語を話す日本人の友達と会いたい外国人の人が出会う場所として、また、スポーツなど同じ興味と同じ経歴を持つ多くの人々に会えるのが人気の理由です。

イベントには一人で参加する人は各イベントの参加者の25%と多く、同じ趣味を持つ友人作りの場としてTokyo Gaijinsは重要な役割を担っています。

2. SNSを活用し参加者が増加

Tokyo Gaijinsは、Facebook、Twitter、YouTubeなどのSNSを効果的に利用して露出を増やしています。SNSに写真や動画を投稿したり、イベントのお知らせをすることで徐々に認知度も高まっています。そのおかげで、海外からの問い合わせも増加しています。

3. 外国人に合った雰囲気づくり

Tokyo Gaijinsが心がけているのが、外国人にとってのスタンダードな場づくりです。日本人のツアーのような分刻みのスケジュールなどのように、欧米人にはきっちりし過ぎているのが苦手な傾向にあります。

そこで時間などにもフレキシブルに対応することで外国人の参加者に喜んでもらっています。バスが走り出したとたんに、飲み会が始まってハイテンションでイベントが進行していくということもしばしばあるようです。

日本人のツアーではおとなしく添乗員の話を聞く人がほとんどですが、ジョークが飛び交い、騒がしいぐらいがちょうど良いのが欧米人です。

そんな環境でリピーターも多く、参加者の約70%はリピーターです。参加者同士も顔見知りになり、ツアーやイベント後も連絡を取り合い、中には結婚にまで至ったケースも20組以上あるようです。 

外国人に合った雰囲気を作り出すことがインバウンド成功のカギ

Tokyo Gaijinsは、「外国人による外国人のため」の旅行会社です。日本人にとってはやりすぎに思えたり、時間にルーズだと思ったりすることでも、外国人にとってはそれが居心地が良いという場合もあります。

インバウンド事業をするにあたっては、さまざまな訪日外国人の文化の違いを考慮し、リサーチして対応することがとても大切です。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!