東京観光利用者数848.677名
株式会社はとバスは7月11日、2018年度の東京観光利用者数が848,677名と発表しました。これは東京観光コース777,757名と、訪日外国人向けの英語・中国語外客コース70,920名の合算です。
なおここで言う2018年度は一般の2018年度とは異なり、はとバス会計年度2018年7月1日~2019年6月30日のことを指します。

台風で東京観光コースの利用者減少
2018年度の東京観光コース利用者数は777,757名(前年比93.6%)であり、前年よりも減少しました。
2018年、西日本豪雨・台風・北海道地震などの自然災害が相次いだのは記憶に新しいところです。はとバスにおいても、9月に発生した台風21号・24号の影響で東京観光コースの運休を余儀なくされ、9月の利用者数は60,683名(前年比89.4%)と落ち込みました。
一方、ゴールデンウィークは10連休となり、その期間の利用者数は68,164名(前年比 155.5%)と好調でした。
日光や富士山方面行きの外客コースが人気
2018年度の外客コース利用者数は70,920名(前年比91.6%)と、こちらも減少となりました。訪日外国人の増加に伴い、外客コースの利用者数も2015年度までは伸びていましたが、以降は減少傾向が続いています。
この減少傾向について、訪日リピーターの増加やニーズの多様化などにより、都内の定番スポットを巡るバスツアーの需要が低下していると同社は分析しています。
一方、都内から離れた日光や富士山方面の外客コースは好調であり、利用者数は25,643名(前年比124.1%)でした。
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社はとバス プレスリリース
https://www.hatobus.tokyo/
【インバウンド情報まとめ 2025年12月前編】観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 / 東京23区のホテル開発がV字回復 ほか:インバウンド情報まとめ【2025年12月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










