香港の航空当局は13日朝、12日夕方から続いた大規模デモの影響で全便欠便状態だったところから、香港国際空港の業務を再開したと発表しました。デモは「逃亡犯条例」改正案に絡む抗議活動の影響です。なお、すでに欠航が決定された便があることから、全面的に通常営業に戻るわけではありません。日本発着便では現在35便の欠航が決まっています。
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香港空港で大規模デモ発生
香港では今年6月頃から、香港政府当局が行おうとしている「逃亡犯条例」の改正に対する反対運動が相次いでいます。反対運動の機運が高まる中、香港社会は混乱の渦に巻き込まれており、大規模なストライキ運動が起こるなど、交通インフラにおいても大きな影響があります。
運動は過激さをまし、12日夕方には5000人以上が香港空港内で座り込みなどをしたため、航空当局は業務を停止し、あわせて170便以上が欠航する事態になりました。
なお、先日8月5日にも香港空港では大規模ストライキが発生。その時は210便が欠航しました。
【速報】香港で大規模スト、210便が欠航で大混乱:「逃亡犯条例」改正案に抗議
香港では今年6月頃から、香港政府当局が行おうとしている「逃亡犯条例」の改正に対する反対運動が相次いでいます。反対運動の機運が高まる中、香港社会は混乱の渦に巻き込まれており、本日も大規模な反対運動のため鉄道の運休や航空便の欠航などの影響が生じています。目次8月5日大規模ストライキとその影響インバウンド業界に影響は?今後の動向に注目8月5日大規模ストライキとその影響香港のSNSではかねてより、8月5日に全市民でストライキを実施し逃亡犯条例の改正に対する反対姿勢を示そう、という投稿が拡散されてい...
日本発着便はあわせて48便が欠航、1万人弱に影響か
日本発着便については、12日の欠航が、東京/成田発のUO871便、UO647便、UO651便、GK23便、名古屋/中部発のUO591便、大阪/関西発のUO863便、UO689便、UO899便、高松発のUO523便、福岡発のUO639便、東京/羽田行のUO622便、UO624便、KA396便の13便。
13日は日本着便が、東京/羽田行きのNH822便、東京/成田行きのCX524便、GK20便、CX526便、CX548便、UO848便、NH812便、CX520便、UO870便、UO646便、UO650便、大阪/関西行きのMM68便、CX566便、CX594便、AI314便、UO686便、UO506便、CX568便、UO688便、福岡行きUO600便、UO620便、KA380便、沖縄/那覇行きのKA378便の23便が欠航。
香港行きは、東京/羽田発のUO623便、KA397便、東京/成田発のUO651便、GK23便、CX509便、CX521便、大阪/関西発のCX597便、AI315便、CX569便、福岡発のKA381便、沖縄/那覇発のMM963便、KA379便の12便が欠航。
広く普及している機種であるエアバスの定員が160〜200人ほどであることから、合計48便、最大で1万人弱に影響があった可能性があります。
香港国際空港はアジアのハブ空港として、エアポートランキングで常に上位にあがっており、香港人観光客だけでなく、アジア圏の訪日客に影響を与えた可能性があります。急なキャンセルやノーショーの可能性があるため、どのような対応をとっていくか、予め準備をしておくと良いでしょう。
<参考>
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https://www.traicy.com/20190812-HKG3
- https://www.traicy.com/20190813-HKG
- https://twitter.com/sumlokkei/status/1160782282044559360
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
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