観光庁発表、令和元年6月・7月
観光庁は8月30日、令和元年6月・7月の「宿泊旅行統計調査」を発表。6月、7月ともに前年同月比プラスで推移、特に6月の外国人延べ宿泊者数は、調査開始以来の最高値を示しています。
外国人延べ宿泊者数は855万人
令和元年6月の延べ宿泊者数は、前年同月より1.3%のプラスで4,196万人。7月は4.0%のプラスで4,903万人となりました。
6月の外国人延べ宿泊者数は855万人で、全体の20.4%を占めています。調査開始の平成19年と比較すると約4.4倍という数値で、6月として過去最高を記録しました。
三大都市圏への宿泊は62.0%で、前年同月比10.3%。地方への宿泊は38.0%で7.8%のプラスとなっています。
中国が全体の3割
延べ宿泊者数が多い外国人を国籍別に見ると、中国・台湾・韓国・アメリカ・香港が上位となりました。中国は2,385,350人で前年同月より20.9%のプラス、全体の30.8%を占めています。4位のアメリカは前年同月比6.8%のプラスです。
そのほか、6位のシンガポール、9位のオーストラリア、11位のフランス、12位のフィリピン、18位のスペイン、20位のロシアが大きな上昇をしめしました。
一方で2位の台湾は前年同月より0.5%、3位の韓国は1.8%、マレーシアは0.8%、17位のイタリアは1.0%のマイナスです。ほか8位のタイは20.3%と大きく減少しました。
(画像は写真ACより)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
訪日ラボがまとめた「インバウンドデータレポート」を資料で詳しくみてみる
▼外部リンク
観光庁のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000392.html
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに
- 最新の訪日観光の状況や今後の予想
- 国・地域別のデジタルマーケティング
- 外国人向け情報発信の際に意識すべきこと
などがわかる資料を公開しています。
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる