※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年延期され、開会式は2021年7月23日(金)、閉会式は2021年8月8日(日)となりました。
東京オリンピック・パラリンピックの開催まで1年を切りました。
旅客数の増加により、大会期間中の交通機関に大きな影響が予想されています。混雑予想や主な鉄道事業者の輸送計画を確認します。
大会組織委員会の資料によれば、オリンピック期間中の予想来場者数は780万人・パラリンピックでは230万人が予想されています。
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「大会輸送度影響マップ」とは
オリンピックの開催期間中に予想される交通機関の混雑について、東京都は大会期間中に何も対策がなされなかった場合の都心部の鉄道・道路混雑状況を示した「大会輸送度影響マップ」を発表しています。
7月25日から8月8日の混雑予測を時間帯、日にち別にチェックできます。
なお、実際の大会期間中の交通状況を予測したのではありません。データをもとに企業に対し交通量抑制の対応などを求めます。
![▲[7月29日8:00~9:00の予測]:大会輸送影響度マップより引用 ▲[7月29日8:00~9:00の予測]:大会輸送影響度マップより引用](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/4357/main_unnamed.png?auto=format)
通勤の時間は大混雑
特に懸念されているのが通勤と重なる平日7~8時台の混雑です。平常時の通勤時間帯においても車両や駅の能力の限界近くで対応している現状があります。
ここに9時台に開始される競技の観客が上乗せされれば、大変な混雑や混乱が発生することは必至です。
前述の「大会輸送度影響マップ」7月31日によると、主要高速道で所要時間が通常の3倍以上に跳ね上がり、都心へ向かう鉄道も軒並み鞄から物を取り出すことが難しいとされる「かなり混雑」状態が予測されています。
また、会場最寄り駅だけでなく乗り換えに利用されるターミナル駅でも駅に不慣れな乗客が立ち止まるなどして流れが滞り、滞留客が普段の2倍以上になるという予測もあります。
競技会場最寄駅混雑予想
東京メトロでは、オリンピック開催に向け「東京2020大会特設ページ」を設置し、北参道・竹橋・外苑前・明治神宮前〈原宿〉・有楽町・日比谷・新木場・豊洲・辰巳の9駅で予想される混雑状況について公開しています。
現在、北参道と竹橋を除く各駅ではオリンピック期間中に混雑が予想されています。
時間帯は主に朝夕の通勤ラッシュ時ですが、一部で競技終了後にも大きな混雑が発生する見込みです。
駅での混雑の中心となるのは会場方面の出入口と改札付近で、明治神宮前〈原宿〉では乗り換えに伴い連絡通路でも大変な混雑が発生するとみられています。
期間中のスムーズな地下鉄利用のために、時間帯をずらすか別の出口を利用するなど混雑を避ける工夫が必要です。
鉄道会社ごとの対策
鉄道においては東京オリンピック期間中の通勤時間帯には旅客者1割増ともいわれ、大きな混乱が予想されます。
臨時の本数増などの調整がすすめられていますが、鉄道業者から「朝のピーク時間帯はダイヤ、車両、要員を既に最大限活用しており増発の余地は少ない」との声があがっており、現状では輸送力の強化には限界があるとみられます。
周辺企業の休暇やテレワークの推進などで鉄道利用者自体を減らすことが必要です。
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※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。東京2020の大会計画が、公式ホームページによって発表された2015年から約4年が経ち、各競技日程も決まり、来年に迫った開催まで待ちきれない人も多いでしょう。開会式は7月24日(金)とされていますが、それ以前に開催される競技があることが意外に知られていません。今回は開催期間中の競技日程とともに、気になる列車の交...
東京メトロ
東京メトロでは、7月24日(金)〜8月9日(日)のオリンピック期間中、列車の増発と終電の繰り下げをすると発表しています。
大会期間中、銀座線・有楽町線・南北線の3路線で競技スケジュールに合わせて増発が行われます。
また、終電の繰り下げは全線で予定されています。運行間隔は15~30分程度で、もっとも遅いもので2時30分(26時30分)ごろまで運行する予定です。
また、会場最寄り駅での案内人員を増員や自動改札機を増設などの駅機能を強化や混雑する時間帯の予想を公開し、分散利用を促します。
東京メトロでは東京オリンピックへ向けて駅のリニューアルや駅構内のナビゲーションシステム導入、駅や車内の多言語化にも取り組み、ピーク時の対策だけでなく安全面や情報面からも円滑な輸送サービスを提供するための対策をすすめています。
JR東日本
JR東日本でも、バスケットボールなど終了予定時間が深夜に及ぶ競技に対応するため、オリンピック期間中の7月24日(金)〜8月9日(日)に東京圏路線の終電を延長することが検討されています。
この続きから読める内容
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