【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
2018年の訪日フランス人観光客数は30万人の大台を突破
JTBは、11月6日、「JTB訪日旅行重点15カ国調査」の一環として、インバウンド1人当たりの旅行支出額が、インバウンド平均を大きく上回る「フランス市場」の実態について発表しました。
日本政府観光局(JNTO)によると、昨年の訪日フランス人観光客数は、前年比13.5%増の30万4,900人以上。欧州市場では、英国に次いで2番目に多い国となっています。
また、今年の訪日客数も、1月から9月までの累計で、前年同期比9.3%増の25万2,300人と、好調に推移しているところです。
フランス人は日本文化に大きな関心
9月20日に開幕したラグビーワールドカップ(TM)においても、訪日フランス人観光客の母国チームを応援する姿は多くみられました。
観光庁が10月16日に発表した「訪日外国人消費動向調査」(2019年7-9月期・1次速報)によると、国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額でフランスは232億円を記録。また、国籍・地域別にみた1人当たりの旅行支出も25万2,000円と、フランスはトップにランクインしました。
また、平均滞在日数は、調査対象の15カ国・地域のうち12.70日と最も長いことも判明。「行き先」を選ぶ際には、中国や他地域と比較することなく、「日本」と決めうちする傾向が強いこともうかがえました。
さらに、「訪日を決めた理由」では、他の欧米豪各国に比べ、「テーマパークに行ってみたかった」が33.8%、「アニメやゲームやコミックなどに関心があった」が31.5%と、比率が高いことも判明しました。
今回の調査結果から、フランスでは、昨年、「ジャポニスム2018」が開催されたこともあり、最新の日本文化に大きな関心が寄せられていると推測されます。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
JTB プレスリリース
https://www.jtb.co.jp/
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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